大綱の迫力に観客大興奮

2018年10月8日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報からお伝えします。

第48回那覇大綱挽が7日、
那覇市の国道58号久茂地交差点で行われ、
主催者発表で、およそ27万人が詰め掛け、
会場は興奮に沸き返りました。

この大綱挽は、
琉球王国時代の1450年ごろに
始まったとされています。

1935年に一度途絶えたものの
1971年に復活しました。

1995年には「世界一大きなわら綱」として
ギネスブックに認定されました。

勝負は昨年に続き東(あがり)が勝利。
開始当初から優位に立ち、
西(いり)も一時は踏みとどまったものの、
12分で決着をつけました。

千葉県から家族3人で参加した
荒井幸司(こうじ)さん(63)は、
「声がかれるくらい頑張った。
一体感があって良かった」
と満足気に話しました。

綱挽に先立ち、空手家による演武や
くす玉開きなども行われ、
国際通りでは旗頭行列も実施されました。

終了後は会場が一体となったカチャーシーで
大盛況となり、
親子連れや国内外から訪れた観光客らの笑顔が広がりました。

通算成績は東(あがり)の16勝14敗15引き分けとなりました。
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