県人移民110年記念ソング完成 沖縄ブラジル協会

2018年7月24日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

ブラジルにいるおじいぃ、おばぁたちの喜ぶ顔が見たいと、
沖縄ブラジル協会の西原篤一会長が
県人移民110周年を記念し、
ブラジルと沖縄の友好を歌った新曲を含む
オリジナル島唄の特製CDを完成させました。

来月現地で開催される記念式典へ出席するため、
今月15日からブラジル入りしている西原会長は
10枚を持参し、
ブラジル国内におよそ40カ所ある各県人会などへ寄贈する考えで、
遠く離れた故郷を思う県系人に思いをはせ、
「私の歌で沖縄の風を届け、みんなを笑顔にしたい」
と語りました。

このうち、移民110周年を記念して作詞作曲した新曲は、
三線の音色に合わせた「島人の情け唄」で、
ブラジルに居ながらも故郷沖縄を誇りに思い、
平和を願い続けるウチナーンチュの人情を歌いました。

西原会長は、
県系人がたどってきた長い移民史は
必ずしも幸福なものばかりではなかったと指摘し、
「地球の裏側には故郷を思い続ける人たちがいる。
島唄を通して、離れていても皆『どぅしぐわー』、
心はいつも寄り添っていると伝えたい」と話しました。

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