2018年7月18日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
大阪北部地震で小学校のブロック塀の
下敷きになって児童が死亡したことを受け、
県教育委員会が県内の公立幼小中学校、
県立高校、特別支援学校を対象に
ブロック塀の劣化などを調査しました。
その結果、438校で合わせて
2144カ所のブロック塀があり、
そのうち300校917カ所で
建築基準法に定められている塀の高さの超過、
控え壁の補強の欠如などが確認されました。
また、建築基準法に適合・不適合にかかわらず行われた、
ひび割れやぐらつき、傾きなどの劣化調査では、
322校で確認されました。
一方、今回実施されたのは目視調査のみで、
構造計算などはなされておらず、
安全基準を満たしているかどうかの
判断ではないということです。
県教委員会は今後の対応について、
「安全性に疑いのあるブロック塀について、
県立学校は撤去や補強など、速やかな対応をする。
各市町村教育委員会に対しても
児童生徒の安全確保や地域に対する
注意喚起を依頼している」と話しました。
さらに、平敷県教育長は
「安全性に疑いのあるブロック塀の
対応について引き続き市町村と
連携して取り組む」とコメントしました。