2018年7月17日(火)
担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
うるま市教育委員会はこのほど、「うるま市の闘牛」を
市の無形民俗文化財に指定することを決定しました。
闘牛が文化財に指定されるのは県内では初めてで、
闘牛関係者からは
「長年、文化財に指定されることを望んでいたのでうれしい。
感無量だ」と喜びの声が上がりました。
うるま市闘牛組合連合会は去年の夏、
市無形民俗文化財指定に向け
教育委員会に申請書を提出し、
市文化財保護審議会は歴史の深さや
地域を代表する文化として
広く市民に親しまれている点が評価できると
教育委員会に答申していました。
県外では愛媛県の宇和島や島根県の
隠岐などで文化財指定がされていますが、
県内での文化財指定は例がなかったということで、
うるま市闘牛組合連合会の大城会長は
「先人たちが築いてきた闘牛文化は
観光や若手の育成に大きな励みになる」
と声を弾ませました。
また、県闘牛組合連合会の幸地会長は
「県内18ある闘牛組合の関係自治体でも
文化財に指定してほしい。
今後、県の文化財指定に向けて働き掛けていきたい」と語り、
全県的な動きにつながってほしいと期待しました。