与那国町の花咲か爺さん

与那国町の崎原永吉さん91歳の自宅の庭で、
ゆり、バラ、ブーゲンビリアなど、季節に応じて色とりどりの花を咲かせています。
一緒に住む孫は
「おじいちゃんは、おばあちゃんのことが大好きで、とても大事にしている。
 器用で花咲か爺さんみたいだなって思う」と笑顔で話します。
おばあちゃんとはキヨさん92歳のことです。
孫が職場からランを持ち帰ったことが花を育てるきっかけで、
花が散ったランの鉢を、永吉さんが
「ランが好きだし育てるのが上手だから」と持ち帰り、咲かせました。
キヨさんは家ではベッドで過すことが多く、
移動には車いすが欠かせないということで、
永吉さんは
「見せて喜ばせようと思ったが、 ここまで満開になるとは思っていなかった。
花が好きなばあちゃんに喜んでもらうために、頑張る」と話し、
キヨさんも「毎日咲いているのを見ると、大気持ちでデイサービスに行ける。
じいちゃんありがとう」と話します。
そんな永吉さんとキヨさんの仲むつまじい様子を見ながら同居する孫には、
2人はあこがれの夫婦像として映っているようです。
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