レジ袋辞退、減少傾向

2018年5月30日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

5月30日は「ゴミ0」の日ですが、
県内のスーパーやドラッグストアで、
レジ袋を辞退する人の割合が年々減っていることが
県環境部の調べで分かりました。

レジ袋の有料化が始まった2008年度にレジ袋を辞退した人は、
全事業者の平均で80・6%おり、
翌2009年度には最高の80・7%を記録しましたが、
その後は毎年減り続け、昨年度は75・6%に落ち込み、
レジ袋を購入する人が増加しています。

県は今後、コンビニエンスストアにも
レジ袋有料化導入を求めることを検討しています。

コンビニエンスストアへのレジ袋有料化導入を巡っては、
県が2008年のスーパーなどの導入時に求めましたが
実現しなかった経緯があり、
県環境整備課は辞退率が減少傾向にあることについて、
正確に分析しているわけではないとしつつ、
「県民に買い物袋、マイバッグ持参の機運が広まっている印象はある。
観光客の増加など別の要因があるかもしれない」と推測します。

その上で「自然豊かな美ら島を次世代に継承するため、
過剰包装をなくすなどレジ袋辞退をきっかけに、ごみの減量を心掛けてほしい」と、
マイバッグ持参を呼び掛けました。
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