観光客増加で今帰仁村天底で交通事故多発

2018年5月16日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

今帰仁村天底の県道248号で
交通事故が多発してます。

県道248号は本部町の美ら海水族館から
今帰仁村の古宇利島へ向かうルートになっています。

レンタカーの通行量がここ数年で増加し、
増え続ける観光客に伴い、周辺では交通事故も増加していることから、
周辺住民からは「小学校も近く、子どもも通るので何とかしてほしい。
車で通ってひやっとする時がある」と、
交通事故対策を求める声が上がっています。

村によりますと、2010年12月に
今帰仁村天底と名護市屋我地島をつなぐワルミ大橋が開通してから、
天底区内の交通量が大幅に増えたため、
2012年3月に県道248の十字路交差点に点滅式の信号機が設置され、
運転手に注意を促し危険を認識させる目的で、
県道にカラー舗装も施されました。

しかし、左折をしようとした普通乗用車と
直進してきた観光バスが出会い頭に衝突するなど、
点滅信号機設置後も交差点では毎年事故が発生しており、
目立った効果は出ていない状態です。

そこで、今帰仁村では
定周期信号機の設置を警察などに要請し、
本部署は必要性があると認め、
1番の順位を付けて県警察本部に要請したということで、
住民生活と観光発展の両立のためにも交通安全対が急務となっています。
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