ハーレー船の進水式開催

方言ニュース2014年5月2日放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

去年10月に完成した3隻のハーレー船の進水式が、
こんほど、糸満漁港で行われ、
糸満の古い集落の「西村」「中村」「新島」の3村の青年たちが、
新しいハーレー船に米やお神酒をかけて清め、海へおろしました。

船は来月1日に行われる糸満ハーレーのクライマックスを飾る
「アガイスーブ」で使われます。
ハーレー船は、糸満市の船大工がおよそ1年かけて造船したもので、
西村の船には竜、中村にはアカマチ、新島にはカジキの絵が
それぞれ描かれています。

青年たちは新しい船を糸満漁港北地区の海に下ろし、
港内を一周した後、中地区まで船を走らせ、
乗り心地を確認しました。

そして、進水式の後、
青年たちは白銀堂で完成した船の報告を行い、
拝所にお神酒などをささげました。

西村の上原正嗣(うえはら・まさつぐ)さんは
「新鮮な気持ちで漕いだ。
 ハーレー本番に向け、練習する気持ちに火が付いた。
 2連覇目指して頑張りたい」
と意気込みを見せていました。
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