2018年2月20日(火)
担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
筋肉が徐々に衰え、歩行などが困難になる
沖縄型神経原性筋萎縮症を患う
久高将範さん75歳の
油絵・ちぎり絵展示会がこのほど、
うるま市の赤野公民館で開かれ、
多くの旧友や関係者が足を運び、
色鮮やかな久高さんの作品を鑑賞しました。
展示会は、
久高さんがリハビリで通う施設の協力を得て、
赤野自治会と中頭郡青年団協議会OB会が
企画して実現したもので、
アクリル絵の具を使って描いた模写や風景画など
およそ30点と、創作中の写真なども展示されました。
施設の女性苑長は
「目標に向かって懸命に取り組む久高さんのやる気に、
周囲も巻き込まれる」と人柄を説明し、
久高さんが赤野青年会で活動していた際、
久高さんを指導していたという85歳の男性は
「いつも優しく、前進しようと頑張る久高さんの性格が
表現されている。私もそのように生きて生きたい」
と語りました。
久高さんは、継続して最大15分しか
腕を動かすことができませんが、
「腕が動くのを待って指導してくれた
美術の先生や展示会に協力してくれた方に
大きな感謝を伝えたい。
展示会のおかげで、20年ぶりに旧友とも再会できた」と、
妻とともに笑顔を見せました。