小5の仲宗根いっしん君 ウズラの卵のふ可に成功

方言ニュース  
2018年1月15日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

宜野湾市のはごろも小学校5年の
仲宗根いっしん君は去年6月、
スーパーで買ったウズラの卵19個を
温めて5羽のふ化に成功しました。
母親の絵理さんによると、「ダメもと」の
挑戦は予想をうれしく裏切って、
1羽は今も元気な鳴き声を上げています。
仲宗根君は2匹ずつのリクガメと
イグアナを世話する動物好きで、
中でも卵や子どもを成長させるのが大好きです。
「とてもかわいかった」という
今回のウズラは、
「動物はこれ以上増やさない」という母親を説得し、
姉と3時間から4時間ごとに
卵を回転させるなど世話をしました。
学校にいけなかった日は、
日中も世話を欠かさず、
育つ過程を丁寧に写真に収めて
縦1メートルほどのポスターにまとめ、
ポスターは校内で金賞を受賞しました。
仲宗根君は現在、学校とは別にある
市教育委員会の適応指導教室に通っており、
ウズラを育て上げたことで自信を
深めて大きく成長したということで、
絵里さんは
「不登校を悩んだ時期もあったが、
本人も行きたくても行けないのだから仕方がない。
焦らず子どもとの信頼関係を大事にして、
子どもがやりたいことに協力していきたい」
と笑顔で話しました。
再生