アジアチャイルドサポート井戸建設700基に達する

2017年12月22日(金)
担当 糸数昌和先生

琉球新報の記事から紹介します。

アジア各地で自費活動を行う
認定NPO法人アジアチャイルドサポートの
ミャンマーで実施している井戸の建設が、先月、11月で700基に達しました。
アジア地域で井戸を建設する「命の泉事業」は2003年に開始し、
ミャンマーでは2006年から始めました。
資金は全て寄付で賄っており、総建設数は千基近くに及びます。
建設は現地業者に発注し、現地スタッフの指導で住民による井戸管理委員会を設置して、
管理を継続できる仕組みを構築しています。
700基目はミャンマー南西部の村にある小学校の敷地内に建設され、
小学校の校長から「枯れることのないきれいな水が得られるようになり、子どもたちが健康的に成長することができる」
と感謝が伝えられたということです。
現地では水道の整備が遅れており、
濁った川水や雨水を生活用水として活用して飲んだ子どもが下痢になり、
命を落とすこともあるということで、
アジアチャイルドサポート宮國直樹主任は
「寄付のおかげでここまで井戸を建設できたことに、現地の住民に代わって感謝申し上げる。
 ただ、今でも井戸は足りないので今後とも支援をお願いしたい」
と話しています。

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