那覇市中心市街地で飲酒絡みのトラブルが増加

「那覇市中心市街地で飲酒絡みのトラブルが増加」
方言ニュース12月27日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

近年、飲食店の新規出店が急増している那覇市牧志など市中心市街地で、
飲酒絡みのトラブルによる警察出動、救急出動が増えています。

警察出動件数は10月末時点で6120件に上り、去年の6160件に迫る勢いです。
こうした事態に危機感を強めるなは市場振興会の新里理事長はこのほど、
新規に出店した飲食店の店主らを集め、
「襟を正していこう」とトラブル防止に向け注意を呼びかけました。

「第1回意見交換会」には、新規出店の店主らおよそ35人が出席し、
新里理事長は那覇市の久茂地、松尾、牧志、壺屋、安里での警察出動件数がここ数年、
飲食店の新規出店に伴い急増していると説明し、飲酒絡みの傷害事件や路上寝のほか、
酒を飲んだ客が騒いだり、イスやテーブルを路上にはみ出して置く
通行障害などでの通報が相次いでいると話しました。

新里理事長は
「ゆるい空気感を断ち切るのは店の責任。飲み過ぎているようなら、
『きょうはこれぐらいにしてください』と言うなど、注意してほしい」
と協力を呼びかけました。

一方、県警はこのほど、那覇市の国際通りで、
年末・年始総合警戒督励巡視を実施し、池田本部長を先頭に、
観光客や県民でにぎわう繁華街で防犯などを訴えました。

再生