園児らがアコウ植樹 名護市にアグーの森誕生

2017年12月19日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

名護市民会館前のアグー像前に、
沖縄らしさを演出する
「アグーの森」が生まれました。
去る5日には、植樹祭が開かれ、
名護市の星のしずく保育園の園児ら
17人がアコウの木を植樹しました。

園児ら一人一人が、
スコップを片手にアコウの木を植え、
40年後にはアグー像前に
アコウの大木が広がるように仕立てましたが、
6歳になる岸本愛羽(あうる)ちゃんは
「埋めたところが楽しかった」
と話しました。

アグーの森は、植物空間演出家の多田弘さんと
彫刻家の濱元朝和さんが手掛けたもので、
「子どもたちと幼樹を植えることで
沖縄の風景をつくり、代々見守っていくこと」が目的です。
また、来年1月8日まで沖縄本島北部で開催されている
「やんばるアートフェスティバルヤンバルニハコブネ」の
一環で行われました。

多田さんは
「今の沖縄には外来種が増え、
沖縄本来の木がどんどん減っている。
今の子どもたちの手で、沖縄の資産を
未来に残していってほしい」と話し、
濱元さんは
「失われつつある沖縄らしさを改めて表現し、
緑ある森をつくっていけば環境は良くなる」
と語りました。
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