石垣島製糖、今期の操業開始

2017年12月14日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

石垣市の石垣島製糖はこのほど、
2017年から2018年期、
今期の操業を開始しました。

今期は台風被害が少なかったことなどから
砂糖生産量は前期に比べて23・1%増の
1万779トンを見込んでいます。

生産量が1万トンを超えたのは
2009年から2010年期が最後で、
計画通りなら8年ぶりとなります。

原料生産量の増加が見込まれることから、
砂糖生産はさらにさらに増える可能性があるということです。

収穫面積は、植え付けの1年半後に
収穫する去年の夏植えが増加したことから
前期に比べて30・3%増の
1435ヘクタールとなりました。

それに伴い、原料生産量も19・2%増の
9万1815トンを見込んでいます。

取引糖度平均は14・14度で前期を
0・29度下回る見通しです。

今期の製糖日数は来年4月22日までの140日です。

一方、天候に左右されるハーベスターによる収穫が全体の85%を占め、
収穫増も見込まれることから、製糖終了が延びる可能性もあります。

このほど行われた製糖開始式で松林社長は
「サトウキビの生育を見ると、
収穫が10万トン近くまで行くのではと大いに期待している。
今期は豊作の年であることは間違いない」とあいさつしました。
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