海人の仕事を体験してみよう! 今帰仁・天底小学校

2017年10月31日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

海人たちはどのような仕事をしているのか、
その仕事を追ってみようと、
今帰仁村天底小学校でこのほど、
「うみんちゅが教室にやってきた!
今帰仁の水産業ってどんなお仕事?」
と題した授業が行われ、
漁師が5年生の児童に対し、
日々の漁で使う水中銃や空気ボンベ、
刺し網などのさまざまな道具を紹介し、
子どもたちは興味津々な様子で活発に質問しました。

子どもたちは家庭科教室に移動し、
この日の朝、競り市場にかけられたガーラと
ムルー(イソフエフキ)、シルイュー(シロダイ)の
3種類の新鮮な魚を使い、
海人からうろこや内臓の取り方、
皮のはがし方、三枚おろしなどの手ほどきを受けました。

内臓などを開き、何を食べているのか調べる児童もいました。
そして、その魚を使い、児童25人が
切り身を特製たれに漬けた漬丼と魚汁を完成させました。

魚汁で使用したみそは、
6月の宿泊学習の際にみんなでつくったみそで、
美味しそうに味わっていました。

子どもたちは「上手にさばく方法を教わり、
海人はやっぱりすごいと思った」と話し、
「自分で調理したら、
残すのはもったいないと思ったので全部食べられた」と
お礼と感想を述べていました。

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