粟国村で子どものハブが見つかる

「粟国村で子どものハブが見つかる」
方言ニュース10月18日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

粟国村字東にある塩工場の事務所でこのほど、
子どものハブ1匹が見つかりました。
粟国島にハブは生息していませんが先月、島内でハブが1匹捕獲されており、
今回の発見で2例目となります。

県衛生薬務課は
「1匹見つかったからといって、ハブが定着していると判断するにはまだ早い」
との見解を示す一方で、子どものハブであっても毒があるため、
見つけた場合は速やかに村役場に通報するよう呼び掛けています。

県によりますと、塩工場事務所入り口のアルミ戸の下部に子どものハブが
挟まっているところを従業員が発見し、県衛生環境研究所へ運んで調査したところ、
全長53・5センチ、体重29・1グラムのメスで、
大きさから8月下旬から先月にかけて生まれたと推定されます。

胃に内容物はありませんでした。
発見されたハブは粟国村から運ぶ時点では生きていたものの、
那覇市の泊港で確認した際には死んでいました。

県は先月から粟国島に捕獲器を30台設置し、
ハブ定着の有無を調査しており、今のところ捕獲器にはかかっていませんが、
「12月まで調査を実施し、その上でハブが
粟国村に定着しているのかどうかを判断したい」としています。

再生