新しい「国王」と「王妃」が決定 首里城で「中秋の宴」

方言ニュース  
2017年10月2日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

首里城公園「中秋の宴(うたげ)」最終日のきのう、
今年の新しい「国王」と
「王妃」を選ぶ大会が
首里城正殿前御庭(うなー)特設ステージで
行われ、
新国王には、読谷村のフリーターの
津波竜斗(りゅうと)さん(23)歳が、
新王妃には、うるま市の学生の
比嘉一(いち)夏(か)さん(18)歳が選ばれました。

新国王の津波さんは
応募のあった21人の中から、
新王妃の比嘉さんは
40人の中から選ばれたもので、新国王と新王妃の2人は、
来月に行われる冊封使行列や
冊封儀式を再現したイベントなど、
首里城祭を皮切りに今後1年間、
首里城公園が企画する行事に参加します。

色鮮やかな王冠をかぶった新国王の
津波さんは「重たいです」と一言話し、
「先人たちの思いがこの重みにあるのかと
感じている」と重責を担っていく
決意を示しました。

また、あでやかな衣装に身を包んだ
比嘉さんは「腰が抜けそうです」と笑いつつ、「沖縄の代々、
受け継がれてきた伝統文化を
たくさんの人に広めていきたい」
と意気込みを語りました。

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