シーサーを在アルゼンチン県人会へ寄付

2014年4月22日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

読谷村を拠点に活動する
彫刻家の金城実さん(75)歳は、
在アルゼンチン県人連合会に
大型シーサー一対を寄付します。
シーサーの大きさは
高さ2メートル15センチ、
横幅1メートル
胸から尾までの長さが2メートルあり、
しっくいやセメントを使い、
3カ月かけて完成させたもので、
海上輸送し、6月中旬に
ブエノスアイレスにある
連合会の運動場「うるま園」に
設置されます。

金城さんの活動をテレビ番組で見た
連合会の関係者が制作を依頼し、
金城さんの親類がアルゼンチンに暮らすなど
縁があることから、無償で制作を引き受けました。

金城さんは
「残波岬にある残波大獅子を
 作って以来、30年ぶりの
 大きな仕事となった。
 アルゼンチンのために
 何ができるかを考え、
 依頼を引き受けることにした」
と語り、制作を依頼した県人連合会の
屋宜宣太郎(せんたろう)顧問は
「県人会の若い理事たちは
 シーサーを知らない。
 金城さんの温かい心と皆さんの
 協力のおかげだ」
と感謝していました。
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