東南植物楽園に観音菩薩像が移築される。

「東南植物楽園に観音菩薩像が移築される。」
方言ニュース9月6日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

福岡県飯塚市にあるおよそ38メートルの観音菩薩像が、
沖縄市の東南植物楽園の敷地内に移築されます。

来園者に平和の祈りを捧げてもらうほか、
お茶をたてる体験などができる茶室も菩薩像の隣に設置する予定で、
新たな観光資源にも位置付けます。

菩薩像は解体され順次沖縄に搬送しており、
組み立てて11月下旬にお披露目します。

菩薩像は金箔で覆われており、
像を管理、所有する陶芸家の則松金蔵さんが今年7月、
東南植物楽園を手掛ける会社が運営するホテルに
壁画を送ったことがきっかけで、菩薩像も寄贈する運びとなりました。

像と茶室は敷地内にある「思いやりの湖」付近に設置し、
像は「琉球金宮観音菩薩像」と名付け、
茶室と合わせてその場所を「琉球金宮グスク」とする予定です。

起工式に出席した則松氏は
「世界の人たちが沖縄に来て、喜んでもらえることを期待する」とあいさつを述べました。

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