マールジナ大綱引き、区外から参加者募る

2017年9月1日(金)
担当 糸数昌和先生

琉球新報の記事から紹介します。

6年に1度開かれる当間のマールジナ大綱引きが
今月17日午後4時から、区民館前の通りで開かれますが、
近年は参加者不足が深刻で、区役員会は今回初めて、区外から参加者を募ることを決めました。
自治会の比嘉会長は
「今回を成功させないと、次が難しくなる」と、内外から多くの参加を呼び掛けています。
毎年の実施が難しいことから、
酉年と卯年の6年に1回となり、
実施した年から1年と数えることから「7年マール」とも呼ばれます。

毎年行われるニーセージナ(青年綱)と違い、
マールジナの前には道ジュネーが行われ、
子どもから大人までが参加し、10種類以上の楽器などで綱引きを盛り上げます。
その後、里主とウミナイビがそれぞれ恋文を読み上げ、
貫木棒でつながった雄綱と雌綱が地面に落ちた瞬間に勝負が始まりますが、
「勝負に対する生々しさが魅力だ」ということです。
毎週日曜日に区民館で行われる道ジュネーの練習では、
太鼓やボラなどの楽器の音色とともに、区内の老若男女が「さーさーさ」と掛け声を合わせており、
比嘉会長は「まだまだだけど、本番までには形になりそうだ」と綱引きの成功を願っています。

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