出演者が語る 写真展「大琉球写真絵巻」プレイベント

2017年8月29日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

来月5日から那覇市民ギャラリーで始まる
写真家の石川真生さんの写真展「大琉球写真絵巻」を
周知し盛り上げようと、このほど、
若狭公民館でプレイベントが開かれました。

「大琉球写真絵巻」は、
沖縄の歴史的場面を友人、知人らが演じ、
その様子を一連の写真として紹介する企画で、
今回は出演した人たちが、
シーンを作り上げるまでの
石川さんとのやり取りなど撮影秘話を
リレートーク形式で披露しました。

去年発生した
アメリカ軍属女性暴行事件をテーマにした作品で、
被害者の母親役を務めた山城珠代さんは
「私がやっていることが良いのか悪いのか
今も答えは見つからない。
でも、風化させてはいけないという思いがあり、
それは真生さんも同じ」と語り、
別の作品でアメリカ兵役を演じた
写真家の石川竜一さんは
悩みながら撮影に臨み、
「僕の知らない人たちの記憶を体験させてもらい、
考えさせられた」と感謝を伝えました。

先月にがんの手術を終えたばかりの
石川さん本人も駆け付け、
笑ったり涙を拭ったりしながら
それぞれのトークに耳を傾けていました。

石川さんを支援しようと、あさって31日まで
クラウドファンディングで
治療費や写真展の費用も募っています。
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