アレルギーをもつ人も旅行楽しんで 旅行会社が観光ツアー

方言ニュース  
2017年7月24日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

食物アレルギーのある子どもや家族に
食事と旅行を楽しんでもらおうと、
県内の旅行会社などが共同で行う
県内観光ツアーがおとといから
きょうまでの日程で行われています。

ツアーは、バリアフリー観光の
認知度向上を目的にしており、
県外から家族連れら40人が参加しました。

参加者はおとといには、
小麦などアレルギーを引き起こす
10の素材を除去した23品の
ビュッフェを楽しみましたが、小麦アレルギーがある男の子の母親は
「外食となるとすしか牛丼だけだった。

ツアーに参加して4回目だが、
ご飯が一番の楽しみ」と笑顔で話し、
男の子も「豚肉を使ったギョーザが大好き。
全部食べたら、ギョーザをおかわりする」
とご飯を頬張っていました。

また、ツアーに初めて参加し、
卵や小麦など7品目にアレルギーがある男の子の母親は「旅行に行く際には専門の
業者を使うが、常に不安が残っていた。『何でも食べていいよ』と
言えるのがうれしい」と話しました。

メニューは事前の聞き取りを基に構成し、調理器具もアレルギーを引き起こす
素材が混入しないよう、他の調理器具と
分けて使いました。

ツアーは5回目で、今回から県が
1人当たり2万円を補助しており、
参加者からの聞き取りを
参考に改善を図ります。

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