給食で「慰霊の日献立」

2017年6月23日(金)
担当は、糸数昌和先生です。

琉球新報の記事から紹介します。

琉球大学付属中学校はきのう、
沖縄戦を振り返るきっかけにしようと、給食に「慰霊の日献立」を取り入れました。

給食は、ふかし芋や雑炊、豆腐のそぼろ煮、パイン缶などの質素な献立で、
生徒らは戦時中や戦後の貧しかった時代の食事の雰囲気を味わっていました。

この「慰霊の日献立」の取り組みは5年目で、献立を考えた照屋誠子栄養教諭は
「食事から、生きるのに精いっぱいで貧しい時代があったことを少しでも振り返ることができればと思った」
と話しました。

一方、「慰霊の日献立」を体験した1年生の生徒は
「今日一日だったらおいしく食べられるけれど、毎日このメニューが続くと考えるとつらい」
と感想を述べ、別の生徒は
「戦争の時はずっとこの食事だったと考えるとかわいそう。給食で再現するのはとても勉強になる」
と語っていました。

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