第24回ふるさと歌自慢決勝大会 赤嶺清吉さんが優勝

方言ニュース
2017年5月22日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

昨日、うるま市民芸術劇場・響ホールにて
第二四回ふるさと歌自慢決勝大会が開催され、
赤嶺清吉(せいきち)さんが優勝を果たしました。

今年は、世界中にある支部を合わせて、およそ二千人あまりの会員の中から
三二名が応募し、一八人が決勝大会へ、
進みました。

4回目の挑戦で、優勝した赤嶺さんは
「8年前に怪我をし、
ずっと続けていた琉球舞踊が出来なくなった。
一念発起し、民謡歴25年の弟に5年前から弟子入りし、
やっと優勝できた」
と喜びを語り、
弟の清勇(せいゆう)さんは
「5年前に亡くなった末の弟も、私も
この大会に数回出場したが、
一番はとれなかった。
この優勝は、兄弟で勝ち取ったものだ」
と涙ながらに嬉しさを語りました。

親族4人の応援に来場した
宜野湾市立小学校2年の又吉遼太(りょうた)君は
審査を待つ間
「お姉ちゃんも、お母さんも
とっても緊張していた。
どっちも優勝してほしい。
僕も将来三線をたくさん練習して出てみたい」と話していました。

琉球民謡協会の上原政雄会長は
「平成生まれの出場者が増えてうれしい。
特にナークニーは、子供にふさわしい歌詞を
歌っていた。成長が楽しみだ」と語りました。

この大会の模様は
沖縄テレビでは、六月二十二日木曜日
午後三時五二分から
ラジオ沖縄では、六月十八日 日曜日
午後七時から九時まで放送予定です。

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