古酒泡盛の開封式おこなわれる

方言ニュース  
2017年5月15日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

元県議の宮平永治さんの後援会メンバーや
嘉手納町西区自治会の会員らで構成する  
100年古酒保存会はこのほど、
10年前に10種以上の
泡盛を詰めた一石甕の開封式を、嘉手納町内で開き、
長年待ち望んだ「この世に一つだけの泡盛」
を片手に、思い出話に花を咲かせました。

保存会発足は、泡盛や甕を好んで集めていた
知人から甕を譲り受け宮平さんが、
「せっかくだから使いたい」と有志54人を募り、
さまざまな酒造所の泡盛で1人1升を
持ち寄ったことがきっかけで、
開封日を迎えた宮平さんは「感無量だ」と満足げに話しました。

ラップやヒモを使って密封された
ふたを取ると、部屋に芳醇な香りが広がり、
「いい香りだな。これは熟してるな。」と、
会員たちの表情が一様に緩み、
泡盛はその場で飲んだほか、
会の名前のラベルを貼ったボトルに詰めて
会員たちに配られました。

ストレートで口にした嘉手納社交飲食業組合の阿嘉組合長は
「辛味が少なく、柔らかい味わいだ。
水を入れるのがもったいない」
とにこりと笑っていました。

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