読谷漁港で初競り

2017年4月19日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

読谷村都屋漁港水産物展示販売等施設で去る12日、
新施設となってから初めての競りが行われ、
水揚げされたタマンやガーラ、
カンパチなどずらりと並んだ魚介類を前に、
競り人と買い受け人の活気あふれる声が響き渡りました。

村漁協の金城組合長は
「無事に終えることができて良かった。
漁業だけでなく、地元のものを提供することで
観光面でも盛り上げていきたい」と話しました。

漁船は都屋魚港を当日の午前7時に出港後、
沖合いおよそ2・5キロ付近で漁をして
午前10時ごろに帰港しました。

悪天候で波も高く、水揚げ高は少な目のおよそ150キロでしたが、
網には初競りを祝うようにウミガメやサメもかかり、
見学に訪れた関係者らは、
漁協職員らがウミガメを海に返す様子を温かく見守りました。

競り人の(43)歳の男性は
「新しい施設で気が引き締まる。
来月からもっと水揚げ高が上がる。
訪れた人に競りの様子も見て、新鮮な魚を食べてもらいたい」と話し、
読谷村で居酒屋を営む男性も
「ガーラを良い価格で競り落とせて良かった。
次はカツオがほしい」と笑顔を見せました。
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