浦添商業高 2代にわたる生徒から恩師へサプライズ

2017年3月28日(火)

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

恩師に感謝を伝えようと、
浦添商業高校の比嘉藤子教諭と
情報処理科2年6組の29人はこのほど、
6組の担任で新年度から
他の学校に移る中石エリ子教諭にサプライズで
「思い出新聞」を贈りました。浦添商業で20年前、

中石教諭の教え子だった比嘉教諭は、
「今になって初めて先生の思いが分かった」
と感謝を胸に生徒らと新聞づくりに取り組み、
2代にわたる教え子からの思いがけないプレゼントに、
中石教諭は「教師冥利に尽きる」
と顔をほころばせました。

国語科の中石教諭は、
自称「生活態度などをがみがみ言う母親タイプ」で、
高校時代はウーマクーだったという比嘉教諭は教員となり、
母校に赴任した4年前に中石教諭と再会し、
「同僚ではあるが自分にとっては先生」と
職場の悩みを聞いてもらっているうちに、
人前で見せない涙もこぼすこともあったということです。

比嘉教諭は生徒たちを
「予想以上の作品を創り上げた。
まだまだ出していない力がある」とたたえ、
「自分がそうだったように数十年後に
結果が出ることもある。だからこそ教員はやめられない」
と恩師と生徒たちに囲まれて
満面の笑みを浮かべていました。

再生