月別アーカイブ: 2021年7月

730

赤瓦ちょーびんのぐぶりーさびら 
毎週日曜日 午前9時~9時30分 放送中
7月25日放送分
フリーのガイドで
元沖縄観光コンベンションビューローの
歴史文化コーディネーターを務める赤瓦ちょーびんが
独特の語り口で沖縄の歴史、文化、民俗についてご紹介します。
今回は、『730』
を、お送りします。

赤瓦ちょーびんホームページ始めました。

https://沖縄歴史観光.com
番組同様、歴史 風俗 イベント等 満載です。
赤瓦ちょーびんの 画像も ありますよ。
ちょーびんへの 質問コーナーも
随時 募集中です。
お待ちしています。
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらまで
aka@rokinawa.co.jp
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挨拶・身なり大切

2021年7月30日(金)放送分

担当は林京子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

八重瀬町の南部商業高校のOA経理課の
3年生22人がこのほど、
糸満市西崎の西崎中学校を訪れ、
2年生183人にビジネスマナーの
出前講座を実施しました。

高校生がこれまで学習してきた技能を
地域貢献として還元するのが目的で、
中学生は職業人講話と体験授業を
およそ2週間後に控え、
その前に一般的なビジネスマナーを
身に付けようと総合の実践の時間を使って
開催されました。

高校生らは3人から4人に分かれて
6つのクラスに入り、
マナーの概要や身なり、あいさつの大切さを
パワーポイントを使って説明しました。
中学生は準備されたワークシートに
重要な部分を書き込んでいきました。

また、授業の後半には高校生が実際に
美しいお辞儀の仕方を見本で見せ、
中学生はグループに分かれて高校生からの
指導を受けながら練習を行い、
グループごとに練習の成果を発表しました。

授業を終えた中学生は
「あいさつの種類や使い方を教えてくれて
ありがとうございます」とお礼を伝えました。
高校生らは「うまく説明するのが難しかった。
真面目に聞いてくれてよかった」と、
ほっとした様子で感想を話していました。

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台風6号の農産物被害が4億円あまり

2021年7月29日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

20日から25日にわたって
沖縄地方に激しい風雨をもたらした
台風6号について、
県は、26日現在の農作物の被害総額が
およそ4億3千万円に上ると発表しました。
収穫最盛期を迎えているオクラやヘチマの
夏野菜に被害が出ており、
今後の供給不足となる可能性があります。

中元用の贈答品として高値で取引される
完熟マンゴーは航空便の欠航で
県外に出荷や配送ができず、
県内で値引き販売する動きもありました。

県が発表した被害総額の内訳は
サトウキビがおよそ4億円を占め、
野菜果樹類がおよそ3千万円となっています。
サトウキビは宮古島がおよそ2億5千万円、
八重山がおよそ7千万円と
特に大きな被害が出ました。
宮古島のマンゴーや久米島の野菜類の被害は
含まれておらず、
水産、畜産の調査も進めているため、
被害総額は増える見込みです。

八重瀬町でヘチマとスイカを栽培する男性は、
今年は例年より梅雨の期間が長く、
本島を中心に降水量も多かったため
「被害はダブルパンチだ」と嘆きます。
連日の大雨でヘチマは受粉できず、
来月中旬まで収穫できないということで、
男性は
「天候次第で収入が大きく変動する農業は、
ギャンブルと同じだ。
次に備え、できることをやるしかない」
と語りました。

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上江洲律子先生「フランス文学への誘い~『星の王子さま』を一度、または、もう一度読んでみませんか?」(後篇)

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
7月28日の放送は、経済学部 地域環境政策学科の上江洲 律子先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「フランス文学への誘い~『星の王子さま』を一度、または、もう一度読んでみませんか?」(後篇)です。

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「江戸上り」の魅力を解説

2021年7月28日(水)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

琉球王国時代の「江戸上り」について学ぶ
講演会がこのほど、神奈川県川崎市の
「東海道かわさき宿交流館」で開かれました。

東海道五十三次「川崎宿」があった川崎市では、
東海道にちなんだ講演会を開催しており、
琉球歴史研究家の上里隆史さんが、
独立国家であった琉球王国と薩摩の
複雑な関係や幕藩体制国家の中、
琉球に対する庶民の関心の高さについて
錦絵や歴史的文献を用いて紹介しました。

上里さんは「江戸上り」と言われる
琉球使節団について「『江戸立ち』が
本来の言い方と説明した上で、
上里さんは江戸上りが
「東海道の一大エンターテインメントだった」
と語り、
見物人があふれる街道の様子など、
当時の印刷物から解説しました。

本土でなじみがある参勤交代と
全く異なる様相に、
会場からは何度も驚嘆の声が上がり、
来場者の中には「祖父が江戸上りに
楽童子として参加していた」
と話す人もいました。

78歳の女性は、楽童子が美男子で
歌舞音曲や書芸にも秀でた
スーパーエリートだったと聞いて、
「祖父は筝の名手で1842年に14歳で
参加したと聞いている。
少年が何のために参加していたのかと
思っていたが、美少年だったとは、
今とても驚いている」と話し、
会場を沸かせました。

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東村有銘小学校の児童が豊作祈願体験

2021年7月27日(火)放送分

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。
旧暦の5月15日あたる6月24日、
東村立有銘小学校の児童は、
米の豊作を祈願する「5月ウマチー」を再現し、
校内にある拝所と井戸に稲や餅などの供え物をして、
かつて「米どころ」として知られた有銘区の
歴史を体感しました。

有銘小では去年から総合学習の時間に稲作が
盛んだった区の歴史について学ぶ機会があり、
児童らの提案で米づくりに挑戦することになりました。

地域住民らの協力で今年1月、
校内の中庭に田んぼが完成し、
3月には堆肥まきや田植えを体験しました。
その過程で児童らはウマチーについて知り、
具志堅区長らの協力を得て再現しました。

供え物の稲は児童らが育てたもので、
「ウチャク」と呼ばれる餅は家庭科の授業で
地域住民と一緒に作りました。
根神などをまつった仮設拝所や「チンガー」と
呼ばれる井戸に供え手を合わせました。

6年生の女子児童は「ウマチーは初めて。
昔こんな行事をやってたとは知らなくて驚いた」
と目を輝かせました。
平良校長は「子どもたちが地域の伝統文化を
知り身近に感じてくれるとうれしい。
いろんなアイデアもあるので、
今後も地域の歴史を活用した
取り組みをしたい」と語りました。

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