月別アーカイブ: 2019年11月

元県庁職員の洲鎌孝(たかし)さん

洲鎌さんは1947年生まれの宮古島市の出身。琉球大学を卒業後、沖縄県庁での公務員生活が始まる。主に経済振興分野の業務に携わります。産業振興公社や観光コンベンションビューローの勤務を経て、5年前に定年退職。 
洲鎌さんは自らを「爆走公務員」と称し、著書の副題には「爆走公務員が語る復帰後の沖縄経済と自立化戦略への想い」とあります。
古希を迎え、益々仕事や沖縄への熱い情熱の迸(ほとばし)りが感じ取る内容、後輩の県庁職員へのメッセージにも読み取れます。今回は自分史出版記念出演としても洲鎌さんに話を訊いています!
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県立芸大の移動大学 伊江島で芸能体験

2019年11月19日(火)

琉球新報の記事から紹介します。

県立芸術大学の移動大学が
先月26と27の両日、
伊江中学校で開かれました。

移動大学は芸大の教員や学生らが講師となり、 
地元の人々に芸術や芸能を体験してもらうもので、
伊江村で開かれるのは初めてです。
12回目となった今回は
村内の小中学生を対象に彫刻や紅型、
織遊びなど12の教室を開催しました。

初日は伊江中学校の生徒を対象に
絵画や吹奏楽を指導しました。
参加した児童らは普段、
体験できないメニューに興味津々で、
講師のアドバイスを聞きながら
作品づくりに没頭しました。

このうち粘土アニメ教室に参加した小学2年の男の子は
「粘土で恐竜を作って、すこしずつ形を変えながら撮影して
アニメーションを作るのが楽しかった」と喜んでいました。
また、2日目の夜は農村改善センターホールで
琉球芸能公演が行なわれ、
洋楽の演奏や空手演武をはじめ、
琉球芸能専攻の学生による琉舞などが披露されました。

さらに、伊江島に伝わる
「砂時計」や「雨降花染」などの創作舞踊も披露され、
会場から手拍子が送られるなど、
会場に詰め掛けたおよそ300人の村民は、
華やかな舞台を堪能していました。

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2019年11月18日 第475回目の放送分です

11月18日 第475回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、興南高校2010甲子園春夏連覇メンバー 国吉大陸・大将兄弟の人生について伺います。
アリーババネサ
オバァと世界のウチナーンチュ大会をテーマにお話します。

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忘年会シーズン 飲酒がらみの事故に厳重注意

方言ニュース  
2019年11月18日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

去年、県内では飲酒絡みの人身事故が
78件発生しました。

人身事故全体に占める割合は1・76%で、
全国に比べておよそ2・1倍、
全国ワースト2位となっています。

飲酒運転の検挙件数は増加傾向にあり、
去年は2222件で、前の年に比べて180件も増加し、
人口千人当たりの検挙件数は1・64件で、
全国最多となっています。

県警が飲酒運転検挙者を対象に実施した
アンケートによりますと、
「朝6時から10時の出勤時間帯の」の
検挙者が最も多く、全体の31・1%で、
深酒によるものと思われます。

体質によって異なりますが、一般的に、
アルコール1単位のお酒を飲んだ場合、
完全に分解するのに
4時間かかるということで、
1単位はアルコール度5%のビールなら
500ミリリットル、
25%の泡盛なら100ミリリットル、
コップ半分に相当します。

ビール3杯飲むと分解までに12時間かかり、
睡眠時間を8時間とっても、まだアルコールが体内に残っていることになり、
飲酒量によっては、一晩寝てもアルコールが
抜けていない場合があるということです。

12月は忘年会シーズンです。
「飲酒雲煙をしない、させない、許さない」を
合言葉に、飲酒運転のない安全で安心な
美ら島、沖縄県を実現しましょう。
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50年ぶりの来沖で温かな時間を過ごす

「50年ぶりの来沖で温かな時間を過ごす」

方言ニュース11月15日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

およそ50年前に少女時代を沖縄で過ごし、
当時交流のあった「ヒデコ」さんを探すため来沖している、
アメリカテキサス州のジェーン・クレーマーさんがこのほど、
「ヒデコ」さんの家族と那覇市内で面会しました。

「ヒデコ」さんは「池田秀子」さんと判明しましたが、
およそ2年半前に病気で亡くなっており、
生前の秀子さんの写真などを手に思い出話をし、心温まる時間を過ごしました。

クレーマーさんは1969年から1971年に
アメリカ民政府職員として沖縄に赴任していた父親の仕事の関係で、
アメリカ軍牧港住宅地区、現在の那覇新都心地区に住んでいました。

基地フェンスの道向かいに秀子さんの自宅があり、
2人は日本語や英語を教え合ったり、
フェンス越しに贈り物をし合うなどして交流しましたが、
離沖を最後に連絡が取れないまま、およそ50年が過ぎていました。

秀子さんは、外資系航空会社に勤務した後、
着付師や美容師をしながら娘と息子を育てたということで、
クレーマーさんは「彼女は知的だった。やっぱ活躍していたんだね」と喜びました。
夫の安武さんは
「秀子がもし生きていたら、再会をどんなに喜んだだろうか」としのびました。
クレーマーさんと家族は今後も交流を続けるつもりです。

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ガラス吹工の上原さん、現代の名工に選出

方言ニュース2019年11月13日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

厚生労働省がこのほど発表した「現代の名工」に、
琉球ガラス村技術指導責任者でガラス吹工の
上原徳三さん(66)歳が選ばれました。

琉球ガラス作品を多彩な技法で制作する技能が高く、
次世代への技術継承に貢献したことなどが評価されたものです。

中学卒業後に奥原硝子製造所に入社し、
材料となる空き瓶を拾い集める雑務などが最初の仕事でした。

ガラス職人が作業をする工場に入れてもらえず、
職人を補助する仕事など、下積み生活は10年以上も続き、
「きついと思うこともたくさんあったけれど、苦労した経験が今に生きている。
ガラス作りは私の人生そのもの。多くの人に支えられてここまで来られた」
と目を細めます。

琉球ガラス村に入社後、自身の作品を生み出すようになり、
赤や青、水色など五つの色を組み合わせて、
鮮やかな色彩を表現することにこだわります。

ガラスを熱する時間によって浮かび上がる色が大きく異なるなど、
制作過程には難しさが伴いますが、
「思うような作品に仕上がらないこともある。今でも勉強を続けている」
と技術向上に余念がありません。

現在は若手職人の指導も行い、技術を継承しており、
「指導をする中で自分自身が学べることも多い。
これからもいい作品を生み出したい」
と意欲を示しました。

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西迫 大祐先生「法哲学から予防接種を考える」(前篇)

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
11月13日の放送では、法学部 法律学科の西迫 大祐先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「法哲学から予防接種を考える」(前篇)です。
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首里城再建に向け20万寄付 ハワイの県系人ら

2019年11月12日(火)

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄の文化などを伝える
ハワイの県系人らのグループ「御冠船歌舞団」の
和多エリックさんと金城ノーマンさんが
首里城再建のための寄付金
20万円を那覇市に託しました。

2人は
「沖縄の若者はあまり歴史を知らない。
この悲しみを機に、
もっと文化やしまくとぅばを教えてほしい。
観光地というだけではない首里城の意義を考えてほしい」
と願いました。

歌舞団は沖縄の歴史などを学ぶ
スタディツアーのため沖縄を訪れていたもので、
寄付金はツアー参加者26人が出し合いました。
火災が発生した時、一行は北部におり、
今帰仁城跡から首里城に向けて御願をささげ、
その日の夕方に首里城に駆け付けました。

ツアー参加者の70代女性は
「私たちは新しい城を見られるかわからない。
帰る前に気持ちを届けたい」と寄付を決めたということで、
5日に行われた寄付金贈呈式で和多さんは涙をこらえながら
「首里城は沖縄のシンボルだ。
世界のウチナーンチュの力を合わせて
新しい城を造りたい」と語りました。

この日の午後、
初めて焼けた首里城を見たという和多さんと金城さんは
「やっと焼失を信じることができた。
新しい城から世界に平和を発信したい」
と前を向いていました。

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2019年11月11日 第474回目の放送分です

11月11日 第474回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、整形外科医の長嶺隆二さんの人生について伺います。
アリーババネサ
演歌の舞台をテーマにお話します。

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