月別アーカイブ: 2019年2月

今年初の宮古馬誕生

2019年2月21日(木)
担当 上地和夫先生

琉球新報の記事から紹介します。

今年初の宮古馬が先月29日
宮古島市平良下里の荷川取牧場で産まれました。
子馬は雄で宮古の言葉で「神殿」を意味する「カンドゥヌ」と名付けられ
母馬に寄り添いながら元気に走り回っています。

牧場主の荷川取明弘さんは
「家族連れや子供たちなどたくさんの人たちが見に来てくれている。
 みんなでかわいがってほしい」と笑顔で話していました。
荷川取さんによりますと
子馬が生まれたのは先月29日の夜明けごろで
その日の朝に牧場を訪れたところ子馬は元気に動き回っていたそうです。

荷川取牧場ではこれまで30頭以上の子馬が産まれており
カンドゥヌが産まれたことで県内の宮古馬の頭数は45頭となりました。

馬を見つめながら「子馬はやっぱりかわいいね」と
荷川取さんはほほ笑み

昨年報道された宮古馬の飼養を巡る問題については
「いろんな人に関心を持ってもらって馬たちにとって
 健全な飼育環境になればと思う」と話していました。

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岩田 直子先生「障害学~障害者の視点から社会を見つめる~」(前篇)

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
2月20日の放送では、総合文化学部 人間福祉学科の岩田 直子先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「障害学~障害者の視点から社会を見つめる~」(前篇)です。
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稲作発祥の地で田植えの儀式(読み手:宮城葉子さん)

2019年2月19日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

琉球の稲作発祥の地とされている
南城市玉城百名の「受水走水(うきんじゅはいんじゅ)」で
玉城仲村渠区の伝統行事「親田御願(うぇーだうがん)」が行われ
区民らが田植えの儀式を行い、
豊作を願いました。

旧正月後、初めての午の日に行われる行事で
中国から飛んできた鶴が稲穂を落とし
稲が発芽したとされる「米地(めーじ)」で祈願した後

受水と走水で拝み、
「親田(うぇーだ)」と呼ばれる田んぼで区民の男性3人が
稲の苗を植え付けました。
田植えの儀式の後は「祈毛(ゆーえーもー)」に集まり、
東西南北に33回ずつ拝む
「三十三拝(ぺー)の四方拝(はい)」を行い、
田作りから稲の収穫までを歌にした
「天親田(あまーうぇーだ)のクェーナ」を
歌って豊作と無病息災を祈りました。

仲村渠区の山川晃区長は
「苗付けをした3人のうち2人は、稲作復活を目指して
若い世代が結成した区の稲作会のメンバー。
形だけでなく気持ちの部分まで伝統継承されている」
と喜んでいました。

※今回の記事は、2月18日(月)と同じ記事となります。
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ククルビジョン代表 宮平貴子さん

宮平さんは那覇市の出身。大学時代にカナダ人映画監督クロード・ガニオン監督のカメラ助手として抜擢される。カナダでの修行を経て映画「アンを探して」監督デビュー、その作品でシンガポールで開催された第5回アジアン・フェスティバル・オブ・ファースト・フィルムズで最優秀監督賞・最優秀作品賞を受賞。
2011年にククルビジョンを設立、日本・カナダ共同制作「カラカラ」を制作する。2013年にはこども映画祭In沖縄を設立するなど多彩な活動を続けています。
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沖縄美ら島財団理事長 花城良廣さん

花城さんは、鳩間島出身。千葉大学園芸学部を卒業後、1977年海洋博覧会記念公園管理事務所に入社、2003年から事務局長、2009年から常務理事、そして2014年現場出身として初めての常務理事長に就任しています。2週目のきょうはどんなお話しがきけるでしょうか。
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一般財団法人沖縄美ら島財団理事長 花城 良廣さん

花城さんは、鳩間島出身。千葉大学園芸学部を卒業後、1977年海洋博覧会記念公園管理事務所に入所、2003年から事務局長、2009年から常務理事、そして2014年現場出身者として初めての常務理事長に就任しています。1回目の今日は花城さんの立場から沖縄の持つ可能性についてお話しをうかがいました。
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2019年2月18日 第436回目の放送分です

2月18日 第436回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、剛柔流宗家講明館3代目、4代目の宮城徹さんの人生について伺います。
ヤマトde沖縄酒場
乃木坂 島唄楽園を紹介

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稲作発祥の地で田植えの儀式(読み手:糸数昌和さん)

方言ニュース  
2019年2月18日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

琉球の稲作発祥の地とされている
南城市玉城百名の「受水走水」で
このほど、玉城仲村渠区の伝統行事
「親田御願」が行われ、
区民らが田植えの儀式を行い
豊作を願いました。

「親田御願」は旧正月後の
初めての午の日に行われる行事で、
中国から飛んできた鶴が稲穂を落とし、
稲が発芽したとされる「米地」で
祈願した後、
受水と走水で拝み、「親田」と呼ばれる田んぼで
区民の男性3人が稲の苗を植え付けました。

田植えの儀式の後は「祈毛」に集まり、
東西南北に33回ずつ拝む
「三十三拝の四方拝」を行い、
田作りから稲の収穫までを歌にした
「天親田のクェーナ」を歌って
豊作と無病息災を祈りました。

仲村渠区の山川区長は
「苗付けをした3人のうち2人は、
稲作復活を目指して若い世代が結成した、
区の稲作会のメンバーだ。
形だけでなく、気持ちの部分まで
伝統継承されている」と喜びました。
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2月6日はタームの日。宜野湾市で田芋のPRイベントが開かれる。

方言ニュース2月15日(金)放送分。
今日の担当は糸数正和さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

今月6日の「ターウムの日」に合わせて、
宜野湾市は市を代表する特産品である
田芋のPRイベントを市役所前で開きました。

沖縄国際大学の学生が開発した田芋スイーツなどが配布され、
来庁者や市の職員が舌鼓を打ちました。

ターウムの日は市が2015年に制定したもので、
うちなーぐちの読み方で2の「ター」と6の「ムー」にかけ、2月6日としました。

松川正則市長は
「田芋は琉球料理に欠かせない食材だ。
みんなで継承発展に取り組んでいこう」と呼び掛けました。

沖縄国際大学地域環境政策学科の学生らが
1年以上をかけて開発した田芋スイーツ、
「TAM SWEETS(タムスイーツ)」は、
田芋と牛乳をペースト状にして固め、
パイ生地や生クリームなどをのせて見栄えにも工夫を凝らしました。

宜野湾市は田芋を使ったスイーツ開発を推進するため、
「スイーツのまちぎのわん」の宣言を目指しています。

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