月別アーカイブ: 2017年12月

2017年12月11日 第375回目の放送分です

12月11日 第375回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、 早稲田大学文化構想学部 表象・メディア論系 助教 奥間 政作さんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄のチキン・大和のチキン

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カラー写真でよみがえった対馬丸の記憶

方言ニュース 
2017年12月11日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄市の金城園子さん(85)歳は、
カラー写真でよみがえった対馬丸事件の
犠牲者である母親の島袋末さんの
若かりし日の姿対面し、
「こんにちは」と思わず声を掛けました。

対馬丸事件で、
園子さんは当時49歳だった母をはじめ、
姉、弟、妹の4人を亡くしましたが、
戦前の家族の写真は、7年前に他界した
姉から預かった母親の末さんの写真
たった1枚だけで、この夏、対馬丸記念館に複写した写真を提供しました。

徳島大学の佐原理准教授と学生が
対馬丸記念館でモノクロ写真を
カラー化しましたが、
藍色の着物を着た末さんの姿が
パソコン画面に映し出されると、
園子さんは驚いて一瞬、声を失いました。

写真に写る母は20代ごろで
撮影場所など不明ですが、
園子さんが一緒に過ごした頃の末さんとは「ちょっと違う」としながらも
「生きているみたいねぇ」とうれしそうに
写真を見詰め、
園子さんの娘は「母とおばあちゃんの手がそっくり。カラーになって身近になった」
と目を細めました。

園子さんは「親がいないことは
本当にみじめ。
戦争で何もかもを失った。
戦争だけはしないで」
と学生に思いを託していました。

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蘇 啓誠(そ けいせい)さん【台北経済文化代表處(たいぺいけいざいぶんかだいひょうしょ)那覇分處(なはぶんしょ)處長(しょちょう)】

沖縄羅針盤
毎週日曜日 午後4時半~5時 放送中
12月10日放送分

今週のコーラルラウンジは、台北経済文化代表處(たいぺいけいざいぶんかだいひょうしょ)那覇分處(なはぶんしょ)處長(しょちょう)の蘇 啓誠(そ けいせい)さんとラウンジ常連客で沖縄大学地域研究所特別研究員の島田勝也さんのおしゃべりです。

蘇さんは1957年生まれ。台湾の南部に位置する嘉儀(かぎ)県のご出身です。

2014年から現職をお務めで、コーラルラウンジには2度目のご出演です。
今回の所長としての赴任の前、2006年にも沖縄勤務を経験されており、台湾政府きっての沖縄通のお1人でもあります。

今回のトークテーマは、台湾と沖縄の関係について。沖縄のすぐお隣、台湾のことを私たちはまだまだ知らないことが多いようです。今週はその後編。沖縄と台湾の交流についてです。

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「GGB演舞団」デビュー

2017年12月8日(金)
担当 糸数昌和先生

琉球新報の記事から紹介します。

平均年齢80歳の演舞団「GGB演舞団」、
具志川厚生園じいちゃん・ばあちゃん演舞団が、去る6日、
うるま市役所で初公演を行い、デビューを果たしました。
「GGB演舞団」は今年4月、
市内の介護老人福祉施設具志川厚生園の利用者で結成されたもので、
初の園外公演には65歳から102歳までのおよそ20人が出演し、
駆け付けた観客はキラキラした手作りうちわを振ったり、民謡を一緒に歌ったりと大盛況で幕を閉じました。

結成のきっかけは小浜島のアイドル「小浜島ばあちゃん合唱団」のKBG84で、
「うちも負けてられん」との声が上がり、
週1回、民謡音楽や「四つ竹」などを練習しているメンバーで演舞団を組織し、「GGB演舞団」と命名しました。
今後は年1回の公演を続けていくということです。

GGBのセンターを担う最年長の山田和子さん(102)歳は、
曲がかかる前から体が動き始め、楽しかったかどうかの問いに
「そうね。分からん」とちゃめっ気たっぷりに答え、会場を沸かせていました。

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チビチリガマに千羽鶴6千羽を寄付

2017年12月7日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

少年たちによる器物損壊事件が起きた
読谷村のチビチリガマでこのほど、
愛知県大府市から訪れた岩城美智子さん(58)ら3人が、
折鶴6千羽を捧げました。

チビチリガマでの器物損壊事件を報じる
新聞記事に触れた岩城さんは
「世代を結ぶ平和の像が破壊された1987年に続き、
沖縄の人がまた傷つけられた」と感じたということで、
すぐに「千羽鶴を届けよう、沖縄とつながって戦争を止めよう」と、
愛知県名古屋市の街頭などで協力を呼び掛けたり、
友人に協力を求めたりして、50人以上が協力して完成させました。

立ち会ったチビチリガマ遺族会の戸那覇会長は
岩城さんらに感謝を伝え、
チビチリガマで起きた「集団自決」の悲劇などについて語り、
「互いに平和をつなぐ懸け橋になり、
世代を超えて平和を願おう」と呼び掛けました。

ところで、チビチリガマを損壊し、
保護観察中の少年4人がきのう、
保護者や保護観察官と共にガマを訪れ、遺族に謝罪し、
納骨堂に折り鶴や花を手向け、手を合わせて追悼しました。
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県勢初メダル 重量挙げの世界選手権 糸数陽一さん

アメリカ・アナハイムでこのほど行われた
重量挙げの世界選手権男子62キロ級で、
去年のリオデジャネイロオリンピック4位の
糸数陽一が銀メダルに輝きました。

日本の男子選手が世界選手権でメダルを獲得するのは1981年以来36年ぶりで、
県勢として世界選手権でメダルを獲得したのは男女を通じて初めてとなります。

優勝したコロンビアの選手とは、トータルで1キロの差でした。
糸数は
「スナッチの1本目の失敗が課題。
また、ジャークの3本目を取ることができずに残念としつつも、
「来年の世界選手権大会でも表彰台に上がり、
2020年の東京オリンピックでは一番高いところを目指します」
と意欲を示しました。

一方、糸数の銀メダルに対し県内の関係者は
「世界2位は意義がある」「メダル獲得は快挙」などと一斉に称賛し、
「東京オリンピックで日本の救世主になる」と期待がさらに高まりました。

県ウエイトリフティング協会の川端会長はネット中継で大会結果を確認し、
「非常にうれしい。日々の努力を継続して行っている証拠だ。
県のリフティング界も盛り上がってくる」と大舞台での活躍を喜びました。

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赤茎ターンム1500キロ収穫 南城市

2017年12月5日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

一部農家の間で「絶滅寸前」といわれる「赤茎ターンム」が
このほど、南城市大里字大城にある
久手堅豊さんの畑で収穫され、
1500キロ以上の赤茎ターンムが、
かごに山積みにされました。

市内の農家らによりますと、
市場に流通しているのは、ほぼ白茎のターンムで、
赤茎ターンムは白茎と比べると香りが強く、
細長い形で、色の違いもはっきりしています。

かつて南城市では、
赤茎ターンムが多く収穫されていましたが、
サトウキビに転換する農家が増え、
次第に見られなくなりました。

久手堅さんは2年前、偶然、
南城市の個人農家が赤茎ターンムを
小規模栽培していることを知り、
「もう一度、当たり前のように
赤茎ターンムを食べられるようにしたい」と考え、
株を少し分けてもらい、
1年目は種芋となる小芋を増やし、
2年目から本格的に栽培を始めました。

3年目となる今年は1500キロを収穫しました。
久手堅さんの収穫した赤茎ターンムは、
市内で既に加工品にも使われており、
今後、赤茎ターンムの安定供給を目指して   
少しずつ規模を拡大していく予定で、
「今回の収穫は、南城・赤茎ターンムの里計画の第一歩だ」
と力を込めました。
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2017年12月4日 第374回目の放送分です

12月4日 第374回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、 骨董品店 観宝堂の吉戸 直さんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄の動物園・大和の動物園

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いい夫婦の日に3組のおしどり夫婦がライブ

方言ニュース  
2017年12月4日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

「アイモコ」「しゃかり」「リラキチ」の
3組の夫婦ユニットによる
「いい夫婦の日ライブ」が
いい夫婦の日の11月22日、
国頭村民ふれあいセンターで開かれました。

司会はアイモコが務め、
ユーモアあふれるトークに、
会場は笑いの渦となり、
村内外から駆け付けた多くのファンが
3組の個性あふれるステージを
楽しみました。

ライブはアイモコのアイロウさんと
友人の同級生との間で持ち上がり、
「国頭フォークの会」が協力して、
会場の準備から音響までを担当しました。

コンサートは村内の三線教室による
三線の演奏で幕が開き、
地元のいとこユニットの
「じゅんぺい&さくら」も出演し、
花を添えました。

また、しゃかりのチアキさんの母親で
全盲の桐原好枝さんも会場を訪れ、
盲導犬のルートも紹介されました。

村内から友人4人で来たという
50代の女性は「とても良かった。
またこういう機会があれば行きたい」
と感想を語っていました。

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