月別アーカイブ: 2017年11月

第13回壺屋やちむん通り祭り2017 大盛り上がり

2017年11月21日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

このほど開かれた協働のまちづくりin壺屋
「第13回壺屋やちむん通り祭り2017」で、
戦後途絶えていた綱引きが復活し、
市民や観光客なども飛び入り参加して
盛り上がりました。

綱引きは、那覇大綱挽の旗頭も務める
壺屋地域の青年らで作る華鳳会(かほうかい)が
主催したもので、
綱引き復活きっかけは華鳳会が3年前、
戦後の歩みを記した記念誌を発刊した際、
戦後を知る地域の人から
「壺屋でも夜にたいまつをともして行う綱引きが行われていたよ」
と聞いたことでした。

華鳳会によりますと壺屋には現在、
町民会や通り会、陶工会などがあるものの、
「連携が少ない」とまとまりの弱さを感じているということで、
「地域につながりの強さを取り戻したい」
と綱引きの復活を熱望したメンバーらは
復活が決まると早速糸満に行き、
綱引きの伝統がなぜ深く地元に根付いているのか、
直接見ることにしました。

その結果、
「住民みんなで綱作りに参加し、そこに糸満の団結の強さがある」
と感じたということで、今年の綱引きは借り物で代用しましたが、
「大成功だがまだ始まり。
壺屋でも綱作りから一緒になってできる、そんな地域にしたい」
と目を輝かせています。
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2017年11月20日 第372回目の放送分です

11月20日 第372回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、小説家の大城 密(ひそか)さんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄のご当地キャラクター・大和のご当地キャラクター

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糸満市摩文仁の慰霊塔 突風で損壊か

方言ニュース 
2017年11月20日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報ニュースです。

糸満市摩文仁にある沖縄師範学校男子部の
慰霊塔「沖縄師範健二之塔」で昨日、
突風によるとみられる倒木と
塔周辺にあった慰霊碑の損壊が
確認されました。

摩文仁では18日に、隣接する
県平和祈念公園で突風による
プレハブの損壊などの被害が
確認されていました。

沖縄師範健二之塔自体への被害は
ありませんでしたが、
周辺のリュウキュウマツなどが倒れて
通路がふさがれていました。

また、塔の周辺の二つのコンクリート製の
慰霊碑が地面に倒れており、
碑に刻まれた文字を確認することは
できなかったということです。

県平和記念財団は全ての被害状況を
まとめた上で、
今日以降に県に報告する予定です。

沖縄気象台は18日に、
摩文仁付近での突風の原因は
竜巻とは特定できないとの
調査報告を発表しています。

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オープニングトーク『信ちゃん、きょうの靴下穴あいてる(笑)』

11月19日放送分

給食係
「沖縄県内のおいしいお店を紹介」

きしゅへんロックンロール第140回
「スマホどんな機種使ってるのか教えて」
※au沖縄セルラーからのお知らせは放送日時点の情報です。

掲示係
「街で見かけたおもしろ看板や、地域の話題」

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石原昌英(まさひで)さん【琉球大学法文学部教授】

沖縄羅針盤
毎週日曜日 午後4時半~5時 放送中
11月19日放送分

今週のコーラルラウンジは、琉球大学法文学部教授の石原昌英(まさひで)さんとラウンジ常連客で沖縄大学地域研究所特別研究員の島田勝也さんのおしゃべりです。

石原さんは1958年生まれ。国頭村字奥のご出身です。中学校2年生の夏休みに那覇に移り住みました。

首里高校、琉球大学を卒業。卒業後5年間、台湾の貿易促進の仕事をされました。
1986年から1991年6月までアメリカのアリゾナ大学・大学院で学び博士号を取得。1992年4月から琉球大学で教鞭をとり、現在は法文学部の教授をお務めです。

専門は言語学。琉球語の記録や保存、地域社会における言語の役割、言語学における沖縄とハワイと比較など、たいへん興味深い分野の研究に取り組まれています。ウチナー的に言えば「島言葉(しまくとぅば)」の研究者でいらっしゃいます。

「島言葉(しまくとぅば)」がどんな変遷を経て、今の我々の言葉があるのかをじっくり伺いました。今週はその前編です。

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国際通りで大運動会開催決定!

2017年11月16日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

那覇市のメインストリート国際通りで
来月10日に「大運動会」が開催されます。

国際大通り振興組合やNPOなどでつくる実行委員会が
このほど、県庁で記者会見を開き、発表したもので、
「オリンピック」と「ピース、平和」を掛け合わせて
「オリンピース」と名付けられた大運動会は、
県民だけでなく観光客を含めた
1000人規模の参加を見込んでおり、
スポーツを通した交流を促進しようと、
実行委員会が参加を呼び掛けています。

「オリンピース」は国際通りを4つのエリアに分けて実施され、
25メートルダッシュ、サッカー、沖縄角力、3人制バスケットボール、
スポーツチャンバラなど子どもから大人までが
楽しめる競技となっています。

北京オリンピックの陸上400メートルリレーで
銅メダルを獲得した塚原直貴さんや、
人気タレントの護得久栄昇さんも参加予定です。

また、当日は1964年の東京オリンピックで使われ、
名護市嘉陽に保管されているトーチも、
オリンピースの聖火をつなぐため登場するということです。
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聴覚障がい者と健常者との意思の疎通に課題

「聴覚障がい者と健常者との意思の疎通に課題」
方言ニュース11月15日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

県が聴覚障がい者を対象に実施したアンケートで、
初めて会う健常者に自分の言いたいことを
「全て伝えられる」「ほとんど伝えられる」と回答した割合は、
合わせて17・6%にとどまったことが分かりました。

県が聴覚障がい者に生活状況を尋ねるアンケートを
実施したのは初めてで、聴覚障がい者が日常生活で、
健常者との意思の疎通に課題を抱えている実態が浮き彫りになりました。

29・4%が聴覚以外に障がいがあり、最も多いのは言語障がいで、
一番円滑に伝えられるコミュニケーションの手段に
「手話」を選んだのは77・3%、筆談は7・7%でした。
一方、手話を知らない初対面の健常者の言いたいことを
「全て理解できる」「ほとんど理解できる」は合わせて11・8%でした。

去年4月施行の「県手話言語条例」で設置が定められた
「県手話施策推進協議会」の委員は、
聴覚障がい者や教育関係者らで構成されていますが、
委員の佐和田由紀子さんは「日本語を読めず、回答を諦めた人もいるのでは」
と回答率が低い理由を推測し、
協議会の真謝孝会長は
「条例について啓発し、手話そのものを広げていく必要性があると
アンケートの結果が裏付けている」と述べました。

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県内の陶芸家・金子さん2作品収蔵 大英博物館

2017年11月14日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

世界最大級の博物館である
イギリスの大英博物館にこのほど、
石垣市名蔵の石垣焼窯元当主の金子晴彦さんが制作した
「耀変玳玻天目茶碗」と「碧海油滴天目茶碗」が
収蔵されました。

9月20日に収蔵されたもので、
大英博物館に作品が収蔵された県内の陶芸家は、
名護市の仲村勇さんに続き2人目です。
「耀変玳玻天目茶碗」は2010年に制作された作品で、
器に宝石をちりばめたように光を受けると
虹色の光彩を放ちます。

また、「碧海油滴天目茶碗」は
千年前の技法を再現したうわぐすりを使用した作品で、
鉄本来の風合いがにじみ出ているのが特徴です。

両作品ともガラスと陶器を融合させることで、
沖縄の海を表現した鮮やかなグラデーションの青色が
器の底で輝いています。
大英博物館への収蔵が「夢だった」という金子さんは
「非常に名誉なこと。世界中から訪れる来館者に、
石垣島や八重山をPRすることができる」と喜びを語り、
「陶器とガラスを融合させた点などが評価されたと思う。
新たなジャンルを切り開き、さらに良いものを作りたい」
と表情を引き締め、創作意欲を燃やしていました。
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