月別アーカイブ: 2017年9月

海水淡水化装置貸与に座間味村から期待の声

2017年9月14日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

2010年度までに常設の海水淡水化施設を整備する
県企業局の方針や移動式海水淡水化装置の貸与に、
座間味村の阿嘉島・慶留間島では、
慢性的な水不足が解消されると期待の声が高まっています。

島民らは「今後はダムの貯水率を心配する日々から解放される」と
設置を心待ちにしています。

阿嘉島・慶留間島では2011年から2012年を除き、
ほぼ毎年制限給水が実施されてきました。

午後8時から午前8時までの夜間制限や、
2010年には隔日で制限されたこともありました。

阿嘉島の阿嘉ウタハ堰を水源とする慶留間島の中村慶留間区長は
「海水淡水化施設を借りなければ、今年も確実に断水していただろう。
また、施設ができれば恒久的に不安が解消される」と期待を込めていました。

さらに、阿嘉島で宿泊施設を営む47歳の女性は
「今年もいつ断水が始まるのか心配だった。
制限給水によってはサービスに影響が出る。
海水淡水化施設を早期に運用してほしい」と話しました。
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2017年9月13日

「久米島などの離島、まとまった雨振らず。」
方言ニュース9月13日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

南北大東島や粟国島、久米島などの離島では、
7月以降まとまった雨が降らず、
サトウキビが枯れ始めるなどの影響が出ています。

海水淡水化施設がある粟国と南北大東では、
生活用水は確保できていますが、農業用水は雨水が頼りで、
島の農業用貯水池の水量は、粟国村ではおよそ半分に、
北大東村では場所によっては3分の1までに落ち込んでおり、
農業用水の確保に役場や農家は頭を抱えています。

先月、8月の降水量は、粟国では平均130ミリを超えていましたが、
今年は34・5ミリで、平均118・5ミリの北大東にいたっては、
今年は23・5ミリで5分の1に減りました。

粟国村では先月から、製糖工場の職員がトラックに水タンクを積み、
畑へのかん水を続けており、村製糖工場の久保工場長は
「ロール現象を通り越し、枯れ始めている。
現時点で畑の2割に被害が出ており、今後も降らなければ大打撃だ」と指摘します。

北大東村では、先月12日に役場やJA、農家、製糖工場などでつくる
北大東村さとうきび糖業振興会が雨乞いをしましたが、
その後もまとまった雨は降っておらず、南大東村と久米島町でも、
農家がトラックでかん水するなど対策に追われています。
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海外移民先駆者・平良新助の功績 演劇で紹介

2017年9月12日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

今帰仁村出身で、
海外移民の先駆者・平良新助さんの功績を描いた
演劇「ヒヤミカチウチナー!平良新助物語」が
来月と再来月に県内3ヶ所で開かれます。

去年制定された10月30日の
「世界のウチナーンチュの日」に関連した
啓発事業の一環で、県が主催します。
移民の歴史について
幅広い世代に知ってもらうことが狙いです。

演劇には、劇団ビーチロックや、
人形劇団「かじまやぁ」などが出演し、
影像や人形劇を駆使して、
平良さんの功績を紹介します。

脚本と演出を手掛ける新井章人さんは
「分かりやすく楽しい入り口で、
歴史を深く学べるようにしたい」
と意気込みを語りました。

また、県観光文化スポーツ部の嘉手苅部長は
「多くの方に見てもらい、
世界のウチナーンチュネットワークに
理解してもらえるよう期待したい」と話しました。

公演は来月8日午後2時に読谷村文化センターで、
29日午後3時と7時に浦添市の国立劇場おきなわで、
再来月、11月19日午後3時に
今帰仁村コミュニティーセンターで開かれます。
入場は無料で、各公演の2週間前まで
予約を受け付けるということです。

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2017年9月11日 第362回目の放送分です

9月11日 第362回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、長峰ルーシーさんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄の髪型・大和の髪型

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324人で沖縄そば作り教室 ギネス世界記録樹立

方言ニュース  
2017年9月11日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

浦添市の仲西中学校体育館でおととい
「世界最大人数での沖縄そば作り教室」
と題した麺作りでギネス世界記録を
目指すイベントが開かれ、

324人が一斉に沖縄そばを打ち、
ギネス世界記録に認定されました。

浦添青年会議所が企画し、主催したもので、ギネス・ワールド・レコーズ社の
公式認定員が見守る中、
参加した家族連れや市民らが三角巾、
エプロン姿で真剣な表情で
記録に挑みました。

参加者は沖縄製粉の担当者から
沖縄そばの作り方の指導を受け、
小麦粉に仕込み水を加えてこねる
作業を行い、こねた後は生地を分割し、

手のひらで平らにして麺棒で
薄くのばした後、包丁で切って
沖縄そばの麺に仕上げました。

これまでの世界記録は2013年に
大阪でうどん作りに挑戦した
302人だったということで、

浦添青年会議所の中村理事長は
「市民、県民と共に地域のことを一緒に
共有する時間を作りたかった。
沖縄そばを通して浦添市を世界に
発信したい」と述べました。

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オープニングトーク『幸せカップルのお手伝いすること多いけど、色んなカップルがいるよね~。』

9月10日放送分

給食係
「沖縄県内のおいしいお店を紹介」

きしゅへんロックンロール第130回
「スマホどんな機種使ってるのか教えて」
※au沖縄セルラーからのお知らせは放送日時点の情報です。

掲示係
「街で見かけたおもしろ看板や、地域の話題」

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外間晃(ほかまあきら)さん【株式会社アレックス代表取締役会長】

沖縄羅針盤
毎週日曜日 午後4時半~5時 放送中
9月10日放送分

今週のコーラルラウンジは、株式会社アレックス代表取締役会長、外間晃(ほかまあきら)さんとラウンジ常連客で沖縄大学地域研究所特別研究員の島田勝也さんのおしゃべりです。

外間さんは1954年生れ。恩納村のご出身です。

外間さんは、東京デザイン専門学校を卒業後、東京での勤務を経て1979年に株式会社アレックスを設立。県内の文化施設や商業施設、ホテルや観光施設などの設計や施工を手掛け、沖縄のリゾート関連の企画に力を注いでいらっしゃいます。

さらに外間さんは「ロハス」の普及にも熱心です。ロハスとは、英語の 「lifestyles of health and sustainability」(健康で持続可能で生活様式を重視すること) の略語で「健康と地球環境」への意識の高いライフスタイルを意味します。外間さんは、平日は那覇で仕事をし、週末は東村で過ごす生活を20年前から実践しています。

そんな外間さんが今年5月に本を出版しました。タイトルは「なぜ、世界のお金持ちは、こっそり“おきりぞ”を楽しむのか?」。沖縄が世界トップクラスのリゾート地なんだ!という沖縄の魅力を多角的に書き上げています。

今週はその後編をお届けします。

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