月別アーカイブ: 2017年5月

豚の血供給停止でチーイリチャーがピンチ!

2017年5月17日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県北部食肉協業組合=名護市食肉センターが、
法律で定められた食肉処理の方法を取っていなかったとして
県の行政指導を受け、
沖縄の郷土料理「チーイリチャー」=(豚の血の炒め煮)の素材となる
豚の血の出荷を先月12日から停止していることが分かりました。

本島で豚の血を出荷しているのは名護市食肉センターだけで、
出荷再開には、大幅な設備改修や人員の確保が必要となり
再開のめどはたっておらず、
ファンから熱狂的な支持を集める「チーイリチャー」の販売を
中止せざるを得ない飲食店が多数出ており、
地域の食文化に影響を与えそうです。

このうち、チーイリチャーを
日ごろから食する文化が根付く金武町では、
チーイリチャーを販売する12店舗のうちすでに10店舗は
血の在庫がなくなり販売を停止し、
現在販売している飲食店も今月中に在庫がなくなる見通しで、
飲食店や町民からは「お祝い事や行事で
チーイリチャーは欠かせないので困る。
早く再開してほしい」と、悲痛な声が上がりました。

1969年からチーイリチャーを販売する
久松食堂は10日で販売を停止しており、
「一番の看板メニューでお客さんの7割がチーイリチャーを食べる。
早く再開してもらいたい」と、売り上げへの影響を懸念しました。
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暮らしを支えた女性たち企画展 南風原町文化センター

2017年5月16日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

戦後復興した織物業や、
ミシンで家族を支えた女性たちに焦点を当てた
企画展「暮らしを支えた女性たち~戦後復興した織物業とミシンの活躍」が、
南風原町立南風原文化センターで今月21日まで開かれています。

船舶用のロープを解いて繊維を取った戦後直後の様子や、
家族のために着物から仕立て直した洋服、
現代のおしゃれに取り入れられた伝統的な絣などが、
写真や証言を交えながら紹介されています。

センターによりますと、
南風原町で織物が盛んな喜屋武、照屋、
本部ではミシン仕事も盛んでした。
家で織る出機と、何人もの出機を束ねる織元がいるように、
縫い子と縫い子を束ねる家があり、
「織物を生産する仕組みがあったから、
ミシンも盛んになったのではないか」と指摘します。

授業の一環で訪れた
南風原高校郷土文化コース3年の女子生徒は
「学校で機織をモチーフにした歌や踊りを習うが、
歴史を学ぶ機会はあまりなかった。
機織も初めて体験できて良かった」と話しました。

娘のために作ったワンピースを企画展に提供した
70歳の女性は
「昔はみんな当たり前にミシンを使っていた。懐かしい」
と語りました。
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2017年5月15日 第345回目の放送分です

5月15日 第345回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、沖縄酒場 チバリヨー 今帰仁店主 大城睦さんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄のローカル芸能・大和のローカル芸能

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古酒泡盛の開封式おこなわれる

方言ニュース  
2017年5月15日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

元県議の宮平永治さんの後援会メンバーや
嘉手納町西区自治会の会員らで構成する  
100年古酒保存会はこのほど、
10年前に10種以上の
泡盛を詰めた一石甕の開封式を、嘉手納町内で開き、
長年待ち望んだ「この世に一つだけの泡盛」
を片手に、思い出話に花を咲かせました。

保存会発足は、泡盛や甕を好んで集めていた
知人から甕を譲り受け宮平さんが、
「せっかくだから使いたい」と有志54人を募り、
さまざまな酒造所の泡盛で1人1升を
持ち寄ったことがきっかけで、
開封日を迎えた宮平さんは「感無量だ」と満足げに話しました。

ラップやヒモを使って密封された
ふたを取ると、部屋に芳醇な香りが広がり、
「いい香りだな。これは熟してるな。」と、
会員たちの表情が一様に緩み、
泡盛はその場で飲んだほか、
会の名前のラベルを貼ったボトルに詰めて
会員たちに配られました。

ストレートで口にした嘉手納社交飲食業組合の阿嘉組合長は
「辛味が少なく、柔らかい味わいだ。
水を入れるのがもったいない」
とにこりと笑っていました。

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オープニングトーク『母の日。みーかーん家はお子さんがお金を出し合ってプレゼントをくれるようです。おりこうさんだね~。』

5月14日放送分

ゲスト
「沖縄製粉から上間さん」
※紹介した情報は放送日時点のものです。

きしゅへんロックンロール第113回
「スマホの活用方法」
※au沖縄セルラーからのお知らせは放送日時点の情報です。

給食係
「沖縄県内のおいしいお店を紹介」

掲示係
「街で見かけたおもしろ看板や、地域の話題」

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浦崎政克(うらさきまさかつ)さん【株式会社守礼堂創業者】

沖縄羅針盤
毎週日曜日 午後4時半~5時 放送中
5月14日放送分

今週のコーラルラウンジは、株式会社守礼堂の創業者であり元国際通り連合会会長の浦崎政克(うらさきまさかつ)さんとラウンジ常連客で沖縄大学地域研究所特別研究員の島田勝也さんのおしゃべりです。

浦崎さんは1929年生まれの88歳。今も車をご自身で運転し、時折ラジオでのコメンテーターも務める現役バリバリの88歳です。

守礼堂は創業50年を迎える国際通りのお土産品店の老舗。最近ではネット通販でも売り上げを伸ばしています。

浦崎さんは守礼堂創業の前は、沖縄県警の警察官で、交通情報の発信や交通安全を啓蒙する業務に当たっていました。そして、退職後は、国際通りを見守り、育ててこられた。

終戦、復帰と沖縄の世替わりをつぶさにみてこられた浦崎さん。復帰45年の節目のタイングでゲストにお招きしました。

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第153回 「写真家が見つめた沖縄1972-2017」展

アートパレット 第153回
2017年5月14日(日) 放送分

芸術家の宝庫である沖縄から、
様々なゲストをお迎えしてアートの魅力を発信していく情報番組です。

今回は沖縄県立博物館・美術館で開催中の展示会
「写真家が見つめた沖縄1972-2017」
をご紹介します。
お話は、展示会のディレクターを務めた写真家・石川竜一さんと、
沖縄県立博物館・美術館の主任学芸員、島筒格さんに伺います。

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沖縄本土復帰45年 特別展
「写真家が見つめた沖縄 1972-2017」

会期:2017年4月25日(火)~2017年5月21日(日)
場所:沖縄県立博物館・美術館 コレクションギャラリー1・
   県民ギャラリー
料金:コレクションギャラリーの入場には観覧券が必要です
一般310円、高校・大学生210円、県内小学・中学生無料
※「安次富長昭展」(コレクションギャラリー2)と「沖縄美術の流れ」(コレクションギャラリー3)も観覧可
時間:午前9:00~午後6:00(入場は午後5:30まで)
   金・土曜日は午前9:00~午後8:00(入場は午後7:30まで)

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クラスメイトの紹介動画「障害があっても普通だよ」

2017年5月12日(金)
担当は、糸数昌和先生です。

全身に力が入らない病気のため、
人工呼吸器を装着しながら那覇市立高良小学校に通う6年生の湯地駿羽(ゆじはやと)君のことを
学校のみんなに知ってもらおうと、
昨年度5年1組で同じクラスだった児童が湯地君を紹介する動画を作成し、
「駿羽さんは僕たちと一緒。普通だよ。みんな仲良くしてね」と声をそろえています。

動画は、病気、呼吸器など機械のこと、学校生活の様子など9つのテーマに分かれており、
児童らは「病気について分かれば、いろんな人が駿羽さんに接してくれるかな。
障がいがあっても普通に接することができるよ」と期待し、
中には、目や口の動きから湯地君の感情を読み取る子もいるということです。

初めて同じクラスになった子は最初は戸惑うものの、他の子が普通に接するのを見て、
自然に接し方を学んでいったということで、 
5年1組の担任だった大城英子教諭は
「子どもたちは常に駿羽さんのことを考えて動いてくれた。駿羽さんは特別ではなく仲間」と振り返ります。
人工呼吸器を装着しながら地域の小学校に通うのは湯地君が県内で初めてですが、
母親の三代子さんは「駿羽のことを知りたい、知ってほしいという強い思いを感じた。
一緒に育ったからこその気持ちだと思う」と話しています。

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今帰仁村にて闘牛のシンポジウムが開かれる

「今帰仁村にて闘牛のシンポジウムが開かれる」
方言ニュース5月11日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

「ウシオーラセーシンポジウムin北部」
がこのほど、今帰仁村の仲宗根公民館で開かれ、
沖縄こどもの国の高田勝園長が登壇し、
闘牛の魅力や理解を伝えながら、
どのように伝統文化を守っていくのかなどについて話し合いました。

この中で、高田さんは闘犬や闘牛に関して、
残虐性や違法性のイメージを抱く
人たちがいることに触れ
「闘牛においてどこを守って、どこを変えていかなければならないのか。
関係者らで話し合う必要がある」と強調しました。

また、高田さんは5年に1度の動物愛護管理法の見直しで、
闘牛が法規制の対象になりかねないとの懸念を示し、
「『愛護』という個人の感情が大きく影響する観点ではなく、
『福祉』という客観的な見方から闘牛の在り方を考えることで、
見直すべき点も見えるのでないか」と話しました。

熱心に闘牛を観戦してきた「闘牛女子」の久高幸枝(ゆきえ)さんは
「闘牛業界では各組合が独立した形で活動する場合が多い。
そうした中、北部闘牛組合と本部闘牛組合が同じ課題に向けて
話し合えた今回のシンポジウムの意義は大きい」と話しました。

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