月別アーカイブ: 2015年1月

浦添城跡で14世紀ごろの石積み城壁が出土

方言ニュース  2014年1月28日(水)
担当は上地和夫さんです。

琉球新報ニュースです。

浦添市教育委員会による
国指定史跡「浦添城跡」の発掘調査で、
内郭西地区から長さ23メートルにわたる
14世紀ごろの石積み城壁が、おとといまでに出土しました。

構造が不明だった西地区南側の外観が明らかになり、
城壁が直角に曲がる隅の部分も良好な
状態で確認できるなど、
浦添グスクの規模や建造技術を知る
貴重な発見となりました。

また、城壁の外側から、
埋葬されたとみられる犬の全身骨や大量の貝の出土もあり、
謎の多いグスクの性格を解明する手掛かりとしても注目されます。

これまで、浦添城跡では沖縄戦後に
工事資材として石材が持ち出され、
城壁がほとんど残っておらず、
特に内郭西地区の南側は城壁が
どのような軌跡で存在していたのかが分かっていませんでした。

市教委員会文化課グスク整備係の
仁王(におう)浩司(こうじ)さんは
「石灰岩岩盤の地形に
着目して発掘の目当てを得ることができる。
城壁直下の岩盤はおよそ2メートルの
幅で削って平らにした痕跡=はつり痕が続いていて、
石積みは失われていても、岩盤のはつり痕を探すことで
城壁ラインをたどっていくことが可能になる」
と今後の復元整備に向けた意義を語りました。
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那覇市の東町と西町、歴史を学び地域活性

2015年1月27日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

那覇市の東町と西町を通る
サンシャイン通り会の
地域商店街活性化事業
「温故知新で地域を元気に」の一環で、
フォーラムが来月11日、14日の
いずれも午後3時から、
ネストホテル那覇で開かれます。

11日は「語やびら昔那覇」と銘打ち、
琉球歴史研究家の上里隆史さんを講師に招き、
14日は「ここから明日へ」と題し、
関係者が議論します。

また、ホテルロビーには、
市歴史博物館に常設される
「昭和のなは」復元模型を
9日から15日まで展示します。
さらに、琉舞や古典演奏家、
ピアニストやバイオリン奏者を招いた
参加無料のコンサートも予定している他、
ガイドと歩くまちまーいも行い、
かつては中国の冊封使を出迎えた玄関口で、
現在はアジア物流の拠点となる
新旧の街の歴史を学び、散策します。

現在、参加者も募集中で、森山会長は
「この街に住み、働く者として、
 ここがかつてどういう街だったかを
 一緒に勉強したい」
と話しています。

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2015年1月26日 第225回目の放送分です

本土に広がる沖縄をお伝えするラジオ番組、東京で録って沖縄で放送という画期的(?)な放送スタイルでお送りするこの番組、パーソナリティはうちな〜噺家(はなしか)の藤木勇人。アシスタントは、かりゆし寄席でもお馴染みのシーサー玉城、しゃもじです。本土に広がる沖縄を伝えるインタビュー番組。
オーストラリアで、歯科技工士をしている大城和芳さんの人生を謳歌している話や、豪での歯科業界の話。テーマは、沖縄の道、ヤマトの道。
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伊良部大橋開通の記念ウォーキング大会 開催

方言ニュース 
2015年1月26日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。
今月31日の伊良部大橋開通を記念した
ウオーキング大会
「サンゴの島ウオーク」がこのほど、
伊良部大橋で開かれ、

参加者はミヤコブルーの海を満喫しながら、
地域活性化の期待、大橋実現に奮闘した
先人への感謝などそれぞれの思いを胸に、
3540メートルのコースを歩きました。

市民が伊良部大橋を歩く初めての機会とあって、
ウオークには、
宮古島、伊良部島両岸から
3500人余の市民や観光客が参加し、 
コースの距離は伊良部大橋の長さと
「サンゴの島」の語呂合わせで設定され、
渡り初め前のため、
大橋の最も高い所で
それぞれ折り返すコースで行われました。

伊良部島側からスタートした参加者からは、  
悲願だった大橋の実現を喜ぶ声も聞かれ、
下地栄さん(92)歳は
「伊良部大橋を渡るのが夢だった。
こんなに立派な橋は初めて。
毎日のように渡りたい」と話し、

宮古島側からスタートした
小学4年の下地一樹君は
「家族と伊良部島をドライブしたい」と
期待を膨らませていました。

また、大会はツアーも設定され、
県外からの観光客も多く見られ、
群馬県から訪れた夫婦は

「海の色はパンフレットで見た以上の
すてきな景色」
と笑顔で語りました。
             

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