第180回
3月17日
本土に広がる沖縄をお伝えするラジオ番組、東京で録って沖縄で放送という画期的(?)な放送スタイルでお送りするこの番組、パーソナリティはうちな〜噺家(はなしか)の立川志ぃさー。アシスタントは、かりゆし寄席でもお馴染みのシーサー玉城、しゃもじです。本土に広がる沖縄を伝えるインタビュー番組。
舞台女優として活躍する読谷出身の上地春奈さん、子供の頃からの夢、紆余曲折の楽しい人生。ゆんたくテーマはヤマトの水回り沖縄の水回り。
タイトル「三線名器・開鐘の競演」
方言ニュース2014年3月17日(月)放送分
担当は糸数昌和さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
琉球王国時代の三線の名器「開鐘(けーじょー)」を一同に集め、演奏する「三線名器・開鐘の競演」が
昨日、県立博物館・美術館で開かれました。
開鐘は「盛島開鐘」、「翁長開鐘」、「志多伯開鐘」、「湧川開鐘」、「富盛開鐘」の5つで、県の文化財に指定されており、
県立博物館・美術館では去年11月に5丁の開鐘のCD録音をしましたが、一般客を前に5丁の開鐘を演奏するのは初めてです。
演奏会では、県立芸大のOBら5人が、1人ずつ古典を弾いたり、全員で斉唱したりしましたが、
弦も化学繊維ではなく、絹糸を使い、王国時代の音を再現しました。
「盛島開鐘」を弾いた仲村渠達也さんは「弾き始めと演奏会が終わるころでは音が違い、三線が目覚めていくようだった。
タイムスリップした気持ちだった」と語り、「翁長開鐘」を弾いた新垣俊道さんは「絹糸の音は柔らかく、余韻がある」と話していました。
方言ニュース2014年3月14日放送分
担当は糸数昌和さんです。
県産ヤギ肉の消費拡大を図っていこうと、
県農林水産部はこのほど、
糸満市内のホテルで、ヤギ肉を使用した料理の試食会を開き、
招かれたおよそ50人の流通、観光業者らが試食し、
「おいしい」、「臭みがない」などと好評だったということです。
料理には、在来のザーネン種と
ニュージーランドから輸入した肉用ヤギのボア種を掛け合わせた
2頭の「おきなわ山羊」がふんだんに使用され、
若年層や観光客に向け
「山羊肉のしゃぶしゃぶ」や「山羊の薬膳スープ」、
「山羊ロース肉のカルパッチョ仕立て」など、
従来の伝統料理とは一味違った料理が提供されました。
那覇市内の食肉会社の担当は、
「初めは抵抗があったが、これなら食べられる。
面白いアイディアがあったら商品化を考えたい」
と話し、マリンレジャー業の社長は
「これなら自信を持って本土の人に勧められる。
ビーチパーティーに使えるかも」
と期待を込めて話していました。
2014年3月13日(木)放送分
担当は伊狩典子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県畜産振興公社はこのほど、
県畜産物をPRする
まーさん(=おいしい)キャラクターを
発表しました。
県内外から応募のあった70点のうち、
宮古島市のグラフィックデザイナー
松本美紀子さん(44)歳の
作品が選ばれたもので、
畜産関係者による1次審査と、
先月、那覇市の奥武山公園で開かれた
「おきなわ花と食のフェスティバル」の
一般来場者による2次審査で
選考しました。
松本さんの作品は、牛と豚、鶏、
ヤギがエイサーや四つ竹を鳴らして
踊るデザインで、松本さんは
「一目で沖縄が分かることを心掛けた。
沖縄の畜産のPRに役立つことが
できてうれしく思う」
と受賞の喜びを語りました。
県畜産振興公社は受賞理由を
「親しみやすくて沖縄の良さが
前面に出ている。
柔らかい雰囲気でかわいい点が
評価された」
と評していました。