2つの区が交流する「にるみ食堂」 にぎわう

方言ニュース 
2017年2月27日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

おいしい食事を味わいながら
鮮やかに生けられた花を囲むなど、
大宜味村上原と根路銘の2つの区が交流する根路銘公民館の「にるみ食堂」が
地域住民でにぎわっています。

「にるみ」は根路銘の昔からの呼び名で、
上原は1928年までは、根路銘の行政区、
つまり、ムラに属していたため、
ウンガミや豊年踊りも一緒に行われています。

上原が山手にあり、
日ごろは交流する機会が少ないため、
毎月1回、百円交流食堂を立ち上げたもので、
去年7月から夕方5時にオープンしており、
根路銘区会計の(75)歳の女性は
「区民や上原の方とも交流ができて
喜んでいただいている」と話しています。

今月も店開きと同時に、
農作業を終えた区民や仕事帰りの人、
上原区から親子らが次々と来店し、
「おばあは元気?学校は楽しい」など、
子どもから高齢者まで会話が弾み、
楽しい夕食会となっており、
このうち、子どもと来店した
上原区の団地に住む(40)歳の女性は
「ウンガミのエイサーで名前しか
分からない人とも
いろいろな話ができて楽しい」と笑顔で話していました。
再生