園児18人、70キロを歩く

琉球新報の記事から紹介します。

2017年2月24日(金)
担当は、糸数昌和先生です。

琉球新報の記事から紹介します。

1年10カ月前に本部町を出発し、
1日に2キロから7キロの距離を設定し、歩いてきた
本部町の美ら咲保育園の4歳から5歳の園児18人がこのほど、
ゴール地点に設定した北谷町美浜にたどり着きました。

小さな足で、コツコツと積み重ねた総距離は70キロで、
迎えた親や先生は
「お疲れさま。助け合い、よく頑張った」と目を細め、

園児の心身の成長にとって
大きな一歩となりました。
「自分で歩くと、知らない場所を知れ、そのことを家で親と話せば、
家族とのコミュニケーションにもなる」
と始めたもので、ゴール地点では、保護者たちが迎える中、
おそろいの黄色い服を着て、手をつなぎながら2列になって
一生懸命歩く園児たちが姿を現すと、涙を流す親の姿も見られ、
園児たちが笑顔でゴールすると、抱っこをするなどして、喜びを分かち合いました。

園児らは満足げな様子で、
「歩くのは楽しかった。楽しかったし、観覧車も見られてうれしい」
と満面の笑顔を見せていました。

ある園児の母親は
「みんな自分が元気な時は、つらい子を引っ張ってあげていた。
支え合いを通して、勉強できたと思う」
と感激した様子で話していました。

再生