『平和のうた』が二ヶ月ぶりに再開

「『平和のうた』が二ヶ月ぶりに再開」
方言ニュース2月16日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

おととし12月にスタートし、
琉球新報で毎週日曜日の1面に掲載されてきた企画「平和のうた」が、
およそ2ヶ月の休載を経て、12日付の紙面から再開されました。

「平和のうた」はより多くの人に参加してもらいたいとの思いから、
形式や決まり事にこだわりすぎず、ちむぐくるやユイマール精神、
先祖や自然への敬い、大切な人への思い、何気ない日常の尊さなど、
日々の暮らしの中で感じた「平和」を自由に表現するもので、琉球新報が募集しています。

新たな選者は出版社ボーダインクの喜納えりかさんが務めます。
「平和のうた」の選考はこれまで各分野の専門家を交えて行ってきましたが、
今年はあえて専門的な視点を外し、作者や読み手の感性を大事にしたいとの思いから、
喜納さん一人での選考を依頼したもので、
喜納さんは
「自分なりの目線で、相手の人生や来し方を想像しながら選考したい」と意気込んでいます。
12日に掲載された女性の短歌は
「作者の内側から出てきた切実な言葉が心に残った」ということで、
最初の選考を終えた喜納さんは
「選考を通して、会ったことのない作者の歩んできた人生を考える機会になった」
と語りました。
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