浜下りに平安座島でサングヮチャーが行われる

方言ニュース2014年4月4日放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報のニュースから紹介します。

旧暦3月3日の「浜下り」の日の
おとといから3日間、
うるま市与那城の平安座(へんざ)島(じま)で、
伝統行事の「サングヮチャー」が行われています。
このうち、中日のきのうは、
海の安全と豊漁、健康を祈願する
「トゥダヌイユー」と「ナンザモーイ」(ナンザ拝み)が行われました。

島の広場「ちょうの浜」で神人の女性たちが
タマンをノロにささげる歌を歌い、
女性が銛(もり)でタマンを突き刺した後、
女性が銛で突いた魚「トゥダヌイユー」を担いで踊ると、
見物客らがカメラのシャッターを切っていました。

そして、「大漁豊祝」の旗頭を先頭に、
島の中学生らがタマンのみこしを担ぎ、浜まで行進しました。

また、ことしは大人の男性だけで、
沖合およそ700メートルにある岩の島「ナンザ」に渡り、
平安座(へんざ)自治会(じちかい)の松田会長らが
ニライカナイの方向に
大漁を祈願しました。

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