2017年1月17日(火)
担当は伊狩典子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
今帰仁村平敷区を通る国道505号の
「乙羽岳入り口」付近の花壇で、
愛らしく咲き誇る花々を守るように
設置された15体のかかしが話題を集めています。
国道から見えるのは後ろ姿ですが、
本物の人間が農作業をしているようで、
通り掛かった区内の園児たちも
「人間みたい」「かわいい」などと
歓声を上げていました。
区内の女性でつくるボランティアグループが植えた
花壇の花に注目してもらおうと、
大城区長ら有志3人が、先月、
木や針金、古着でかかしを作って周辺に設置したもので、
テーマは「家族で農作業」です。
周辺には農業で使う運搬用一輪車やスコップを配置し、
土を耕しているように盛り土もしています。
かかしがあまりにもリアルで「怖い」という
声も寄せられたことから、
「小さい子でも喜んでもらえるように」と、
親子で自転車に乗るかかしなども追加で設置されました。
周辺には「交通安全」を呼び掛ける旗も並べられ、
大城区長は
「かかしは目を引くが、よそ見運転には注意してほしい。
ゆっくり安全運転で訪れ、花を楽しみ、
かかしで笑ってもらえればうれしい」
と話しています。