寄付で子どもの夢応援「にじのはしファンド」

2014年3月27日(木)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

児童養護施設を
18歳で巣立つ生徒の中には、
実力があっても経済的理由で
進学を諦める子も多くいますが、
その夢を後押ししようと、
活動しているのが
NPO「にじのはしファンド」です。

代表の糸数未希さんが
同級生らと立ち上げたもので、
原資は毎月1口千円の
寄付でまかないます。
知人や親戚に声を掛けて始まった活動は、
3年で300人にまで広がり、
社員40人が入会した
大阪の会社もあります。
これまで6人を支援しました。

給付額は一人一人相談して決めますが、
これはバイトなど自立の機会を
奪わないためで、学生らは
近況を毎月ブログに寄せ、
一方通行にはしないということです。
この4月からは新たに5人が
給付を受けるということで、
夢実現へまた幾つもの
虹の橋が架かりますが、
糸数さんは、
「おじさん、おばさんからの
 仕送りのようなもの。
 この千円は子どもたちを未来につなぐ
 千円以上の価値がある」
と話しています。
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