〝隠れ里〟魅力発信 「うくくまーい」南城市小谷

2016年12月6日(火)

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

竹細工の里として知られる南城市佐敷字小谷区は
今年から「うくくばーきの会」を発足させました。

集落の周りを森に囲まれ、
かつて生活用水に使われていた3つの古い井泉や
石畳道、昔ながらの竹細工が見られるなど、
懐かしい風景が訪れる人の心を癒やしてくれることから、
このほど開いた「うくくまーい」では、
訪れる人でにぎわいました。 

「うくくまーい」では、
知念高校写真部の生徒らが
フォトコンテストに応募するための写真の撮影に訪れ、
豊見城市内の女性3人は古い井泉の前で
手を合わせて祈り事をしていた他、
那覇市内の写真サークルグループは
バーキ作りにいそしむ名工の姿を
カメラに収めていました。

一方、区内には売店がなく、これまでの「うくくまーい」で
一休みして軽食しながらゆっくりできる所がほしいとの要望に応え、
女性会が手作りケーキやお菓子、
8月に区内でオープンしたコーヒー店による飲み物の販売と
新鮮な野菜即売会も開かれ喜ばれました。

さらに、公民館には区内のシーサー工房で作られた作品や籠、
バーキなど多くの竹細工類、昔撮った懐かしい写真が展示されました。

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