伝統の舞『シーヤーマー』を県代表として披露。

「伝統の舞『シーヤーマー』を県代表として披露。」
方言ニュース11月24日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

八重瀬町新城におよそ180年前から伝わる
伝統の舞「シーヤーマー」が、今月27日に長崎県で開かれる
第58回九州地区民俗芸能大会で県代表として披露されます。

シーヤーマーが県外で上演されるのは初めてで、
住民25人が週2回、練習に励んでいます。

シーヤーマーは、新城にあったとされる
シイの木が生い茂った山のことで、
女性たちがどんぐりを拾いながら歌って遊んだ所作などが
3部構成の踊りで表現されています。
1838年には首里城で上演された記録もあります。
これまでカジマヤーや盆踊りなど地域の祝いや祭りなどのほか、
沖縄平和祈念堂や国立劇場おきなわなど県内で上演されてきました。
大会出場が決まり、指先まできちんとそろえて舞うなど、
細かい部分を確認するなど、50代、60代の住民を中心に練習を重ねており、
シーマーヤーを踊って35年になるという
新城伝統芸能シーマーヤー保存会の与儀君枝副会長は
「初めての県外なので、みんな団結している。
伝統芸能なので、先祖から受け継いだものを崩さずに、そのまま長崎に持って行きたい」
と抱負を語りました。
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