宮森小ジェット機墜落事故 6年生が再現劇

方言ニュース
2016年11月15日(火)

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

うるま市立宮森小学校でこのほど、学習発表会が開かれ、
6年生の児童が旧石川市の宮森小学校に
米軍戦闘機が墜落した事故を再現した劇「宝の子~宮森ジェット機墜落事故」を披露し、
集まった保護者からは
「熱がこもっていた」「当時を思い出した」などの
称賛の声が上がりました。

劇は4部構成で、ジェット機が墜落し悲鳴や怒号が飛び交う教室、
米軍による現場の取材規制など多角的な視点から
当時の状況を描きました。

劇中、兄を事故で亡くした「正太」役を演じた女子生徒は
「この悲惨な事件を中途半端な演技ではいけないと思い、家でもずっとせりふを練習した。

こういう事故は絶対に起こしてはいけないと思う」
と感想を述べました。

また、事故当時20歳前後で、
孫の演技を見に来た(73)歳の女性は「子どもたちの迫真の演技に、
当時を思い出して涙がぽろぽろ出た」
と興奮した様子で語りました。

脚本を執筆した嘉陽暁美さんは鑑賞後
「自信を持って演じていて、号泣した。
皆さんの劇になったと思う」と児童たちの苦労をねぎらいました。

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