那覇市歌うたう姉妹 20年ぶりに再現

2016年10月25日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

1961年から2015年3月まで、
ラジオ番組「那覇市民の時間」で流れていた「那覇市歌」を歌う
比嘉悦子さん(68)歳と伊澤智子さん(66)歳の姉妹が
このほど、那覇市役所を訪れ、
およそ20年ぶりに2人で市歌を披露し、
久茂地小学校の後輩でもある城間幹子市長とのコラボも実現し、
楽しく懐かしい歌声が響きました。

比嘉さんが6年生、
伊澤さんが5年生の時に歌ったもので、
去年3月までおよそ50年間流れていました。
合唱部だった2人はラジオ番組に出演し、
その中で歌われた那覇市歌を市が後に譲り受けて、
市のラジオ番組で流していました。

比嘉さんは現在、県立芸術大学の講師を務め、
伊澤さんはアメリカテキサス州ヒューストンで暮らしていますが、
久しぶりのデュエットにもかかわらず、2人の息はぴったりで、
「姉妹だから合うのかな。声の質は変わっていないよね」
とうれしそうに話しました。

2人が歌った市歌は多くの市民の耳に残り、
伊澤さんがアメリカで県人に話すと
「『えー』とびっくりされる」ということで、
市にも市民から「あの声を聞きたい」と要望が相次いだため、
市のホームページに2人が歌う那覇市歌を掲載しています。

再生