モノレール石嶺駅先行開業困難

方言ニュース2014年3月19日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県と那覇市、浦添市、沖縄都市モノレール社は昨日、
2019年春に開業予定のモノレール延長事業に関する
連絡協議会を県庁で開き、
石嶺駅を先に開業させる案に関し、
安全性や採算性の課題が大きいとして
困難との認識で一致しました。

用地取得の影響などで全面開業が遅れた場合に備え、
先行の検討は継続し、24日にモノレール社の
取締役会で報告します。

4者は去年7月からの担当者間の勉強会で
当初、先行開業の際の運行方法に関し、
列車を折り返す設備の「分岐器」を
設けない単線案を検討しました。

しかし、安全面で懸念があるとして
分岐器を設ける複線案に変更しました。

分岐器設置にはおよそ8億円が必要ですが、
2019年春の全面開業を前提にすれば
先行開業期間はおよそ半年間に限られるため、
「設備建設費などの支出に対し
運輸収入が少ない」との結論に至りました。
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