きょうから旧盆いり 市場も賑わう

方言ニュース  
2016年8月15日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

きょうの旧盆入りのウンケーを前に、
ご先祖様を迎える準備をしようと、
県内の市場やスーパーはきのう、
お供え物を買い求める人たちで
にぎわいをみせていました。

このうち、
「県民の台所」として親しまれている
那覇市の第一牧志公設市場周辺は、
三枚肉や中味汁用の肉類、かつお節や
シイタケ、色とりどりの果物に魔よけのショウガなどが
所狭しと並び、
店員らは
買い物客の対応に追われていました。

与那原町から買い物に来た(73)歳の女性は
「毎年、家族3代でご先祖さまを迎えます。 料理の準備などは大変ですが、
それ以上にみんなが集まるから、
楽しみの方が勝りますね」と
笑顔を見せていました。

一方、家族旅行で沖縄を訪れたという
福岡県の(39)歳の女性は
「仏壇に供えるサトウキビのつえや
ガンシナー(荷物を運ぶための輪型の敷物)など
初めて見るものばかりで興奮しました。
先祖を敬う文化は素晴らしい」と
目を輝かせていました。
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