沖縄市のアメリカンポリス人形 交通事故減少に貢献!?

2016年5月31日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄市与儀にある交差点に、
年季の入った大型バイクにまたがり、
笑いながら交差点を見守る
「アメリカンポリス」がいます。
本物の人間かと思いきや、実は作り物で、
両脇に交通安全の旗を携え、
運転手に安全運転を呼び掛けています。

制作したのは、沖縄市の特殊造形を手掛ける会社で、
徳平社長自身をモデルに今年1月に設置されました。 
同じ格好をして横に並ぶと、体格や表情までうり二つで、
赤黒くさび付いたバイク、
後部の入れ物からのぞくコーラとピザなど
細部にまでこだわりました。

国道329号から脇道に入ってすぐの会社前の交差点は
奥に県の教育施設などがあるため交通量が多く、
「優先道路が分からず、前は多いと週に3回から4回、
1日に2回事故が起きたこともあった」
ということで、
仕事は多忙ですが、遊び心は忘れず、
徳平社長は
「事故が減って何よりだ。ポリスのおかげで
名刺交換した時に会社を既に知られていることも増えた。
社員も楽しみながら創作している」
と、ポリスと同じ笑顔を見せ、
先代社長で、徳平社長の父親の國広さんは
「ポリスを見て、『なんだこれ』と感じ、
少し速度を緩めてくれたらいい。
実際に事故は減り、今は月に1回あるかないかだ」
と誇らしげに語りました。
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