重量挙げ 糸数陽一選手 五輪選出に家族も大喜び

方言ニュース  
2016年5月30日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

リオオリンピック重量挙げで、
沖縄出身の糸数陽一さんが
日本代表入りしましたが、
南城市に住む母の幸子さんや祖父母、
きょうだいは、
家族からオリンピック選手が出るという
快挙に大喜びしています。

陽一さんは小中学校を久高島で過ごし、
中学校の教諭の勧めで重量挙げを
始めましたが、豊見城高校時代、幸子さんに
「オリンピック選手になる」と
宣言していたということで、
電話で報告を受けた幸子さんは
「努力すれば何でもかなうと
言っていたけど、本当にかなえてくれた」
と誇らしげに語りました。

また、祖父母の勝雄さんとツル子さんは
陽一さんを取り上げた新聞を切り抜き、
切り抜きのスクラップブックは大切に
仏壇にしまっているということで、
「大会のたびに見返しているよ」
と笑顔を見せました。

家族は県内大会には毎回駆け付けますが、
リオオリンピックはテレビ中継で
応援する予定で、幸子さんは
大会での息子の奮闘ぶりを見ると、
思わず握り拳をつくり
「『やーっ』て声が出ちゃう」と話し、
「中継があれば仕事休んでも見るよ。
試技6本しっかり決めれば、
メダルは狙える」と競技についても
さすがの知識を持っており、
「しっかり頑張ってほしい」と息子の
活躍に期待しています。
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